ゴルフに興味を持ち始めると、自然にクルマにも興味を持ち始める人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、若いゴルファーにオススメの、コストパフォーマンスに優れたモデルをピックアップします。

気になる「残価設定ローン」はあり? なし?

 ゴルフに興味を持ち始めると、クルマにも興味が湧いてくるものです。しかし、若いゴルファーにとってクルマを所有するハードルは高く、レンタカーやカーシェアリングを利用している人も多いかもしれません。

 そこで今回は、若いゴルファーにオススメのコストパフォーマンスに優れた車種を3つ選出します。さらに、毎月の支払いが少なくて済む「残価設定ローン」についても、分かりやすく解説しました。

コスパ最強!? スズキ「スイフト」

スズキ「スイフト」

 少人数での移動が多いなら、まずはコンパクトカーが選択肢となるでしょう。各メーカーからコストパフォーマンスに優れたコンパクトカーが多く登場していますが、その中でもコスパ最強と呼べるのがスズキ「スイフト」です。

 軽自動車に強いメーカーとして知られるスズキですが、そのコストカットの徹底ぶりは自動車メーカーの中でも一目置かれる存在です。と言っても、目に見える場所や安全性能に関わるところが妥協されているわけではなく、ボンネットの裏側の塗装を省くなどといった、涙ぐましい努力がなされています。

 その結果、最も安いグレードで137万7200円というリーズナブルな価格を実現しています。

 ヨーロッパを中心に海外でも評価の高いスイフトは、かわいらしさとスポーティーさを両立させたデザイン、その名の通り軽快な走りも魅力です。決して広くはないものの、ラゲッジルームもゴルフバッグを1〜2個積むのは余裕で、燃費性能も「e燃費」による実燃費、20.17km/Lと上々です。

スタイリッシュに決めたいならマツダ「CX-30」

マツダ「CX-30」

 せっかくゴルフをするなら、スタイルにもこだわりたいという若いゴルファーも多いはず。そんなゴルファーには、マツダ「CX-30」がオススメです。

 流行のSUVでありながら、スタイリッシュなデザインが魅力のCX-30は、同じくマツダのSUVである「CX-3」よりも大きく、「CX-5」よりもひと回り小さい絶妙なサイズ感が「ゴルフバッグなどの荷物は積みたいけど、大きすぎるクルマは不安」という人にピッタリです。

 そして、マツダ最大の特徴とも言える、美しいボディーラインが目を見張ります。高級輸入車と並んでも遜色ない「高見え」がCX-30のうれしいところ。

 そのたたずまいとは裏腹に、ベースグレードは239万2500円と、リーズナブルな価格が魅力です。

 CX-30は、グレードによる質感の差はほとんどなく、主にパワートレインの違いや快適装備の違いが価格差に表れています。そのため、どのグレードを選んでも「安っぽく」ならないのが特徴です。

 比較的コンパクトなボディーサイズだけに、燃費性能も及第点です。特に、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルは、「e燃費」による実燃費も、17.74km/Lとなり、使用燃料も割安な軽油となっているため、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

新しいもの好きなら日産「サクラ」

日産「サクラ」

 昨今の自動車業界のキーワードとなっているのが「電動化」です。その流れの中で、各自動車メーカーは、電気自動車(EV)を続々と発表していますが、今年5月に軽自動車規格のEV「サクラ」が日産から発表されました。

 サクラの特徴は、一般的な軽自動車と同じサイズ感を持ちながら、ガソリンを一切使用しない、EVであるという点です。これまでガソリン車に比べて比較的割高なことが課題となっていたEVですが、サクラの車両価格は239万9100円〜294万300円と、既存のEVに比べてかなり手頃な価格になっています。

 さらに、国からの補助金が55万円、都内在住の場合は、それに加えて45万円の補助金が用意されており、これらを活用すれば、実質100万円台で購入することが可能です。また、自動車税なども軽減されているため、維持費も低く抑えられます。

 また、走行コストがガソリン車より安いのもメリットです。電気料金にもよりますが、走行コストは50km/L程度のガソリン車と同等になるようです。

 現在販売されているガソリン車の軽自動車の多くは、25km/L程度の燃費性能であることが多いので、同じ距離を走行した場合のコストは、おおむね半分程度と見て良いでしょう。

 ただ、EVには課題が多いのも事実です。サクラの場合、航続距離が180kmとなっているため、遠いゴルフ場へ向かう場合には、途中での充電が必須です。また、自宅に充電器を設置することが事実上必須となります。

 それでも、充電スポットを設置したゴルフ場やマンションも増えつつあります。今後、EVがますます普及していくであろうことを考えると、ライフスタイルにマッチするなら、EVを検討してみるのも悪くないかもしれません。

若手ゴルファーの強い味方?「残価設定ローン」

 クルマを購入する際には、車種選びとは別に、購入方法についても検討する必要があります。というのも、かつては「現金一括」と「分割(通常のローン)」がほとんどであったのに対して、近年では「残価設定ローン」や「個人向けリース(サブスク)」など、さまざまな方法が増えてきたからです。

「現金一括」が最も分かりやすいのは、言うまでもありませんが、若い人には一括でクルマを買うだけの余裕がないことも珍しくありません。

 そこで、ローンという選択肢が出てくるわけですが、頭金などがゼロの場合、200万円程度の軽自動車やコンパクトカーでも、3年ローンでは月々6万円程度、5年ローンでも月々4万円程度の支払いを見込む必要があります。ここからさらに、駐車場代や任意保険料などを支払うとすると、若い人にはかなりハードルが高いと言わざるを得ないでしょう。

 そこで登場するのが「残価設定ローン」です。

「残価設定ローン」は、車種ごとに決められた残価額を引いた金額を、一定期間の間に支払うという仕組みのローンです。例えば、上で紹介したCX-30は、3年後に車両価格の55%での買い取りを保証してくれるため、ユーザーは車両価格の45%に、金利手数料を足した金額を支払うことになります。

 例えば、CX-30のベースグレード(239万2500円)で3年ローンを組むと、月々の支払額は、6万7000円程度となります。しかし、残価設定ローンを利用すると、月々の支払額は、3万円程度で済む計算になります。

 ただし、契約期間終了後はクルマを返却する必要があり、そのまま乗り続けるためには現金で残額を精算するか、再びローンを組む必要があります。また、車両の状態や走行距離も、一定の状態に保たなければなりません。

 加えて、現金一括での支払いに比べて、総支払額は高くなる傾向があります。それでも、月々の支払額を抑えることができるのが大きなメリットです。

「残価設定ローン」の利用には審査が必要であるため、誰でも利用できるわけではありませんが、安定した収入が見込め、なおかつ手元に現金が少ない人、つまり若い人にはメリットも多い購入方法と言えます。

 クルマは人生の中でも最も高い買い物の一つです。それだけにクルマを選ぶ際は頭を悩ませてしまうものですが、後悔することのないよう自身のライフスタイルと照らし合わせて、じっくりと検討するようにしましょう。

ピーコックブルー