今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2022年5月のドライバーランキングです。

有賀園ゴルフで2022年5月に売れたドライバーベスト5

 今、売れているドライバーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 ROGUE(ローグ)ST MAXドライバー(キャロウェイゴルフ)

 4種類あるROGUE STドライバーの中で、スタンダードの位置づけとなるモデルです。ややドローバイアスの設定で、これまで以上に高初速でストレートな弾道を安定して実現します。AI設計によるフェースや進化したJAILBREAK AIスピードフレームは、より効率化と最適化が図り、新構造のボディーで、インパクトのパワーを余すことなくボールに伝えます。2022年2月25日発売。メーカー希望小売価格:8万6900円(税込み)

ROGUE(ローグ)ST MAXドライバー(キャロウェイゴルフ)

周囲のローグ使用者が飛ばしているのを見て、試打に来る方が多い

 ほとんどが指名買いですね。周りで使っている人がいて、飛んでいたということで「打たせて」と来る方が多かったです。

 ロフト9度でも球が上がるし、飛距離が出るという声も多く聞かれます。周囲の評判がいいことが、人気を後押ししています。

 発売当初は「ステルス」の方が、人気が高かったのですが、ラクに球が上がって、つかまる、直進性が高いということで、今はジワジワとローグ人気が上がってきている印象です。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 STEALTH(ステルス) ドライバー(テーラーメイド ゴルフ)

 複雑な構造からなる「60層のカーボンフェース」搭載のドライバー。ツイストフェースなど、従来モデルの優れたテクノロジーも継承し、驚異的なボール初速と高い安定性、さらなる低重心設計を施したモデルです。飛距離、安定性、打球音、すべてを高次元でかなえながら、バックウェイトの効果で、高い寛容性も実現させ、ミスヒットにも強くなっています。2022年2月4日発売。メーカー希望小売価格:8万6900円(税込み)

STEALTH(ステルス) ドライバー(テーラーメイド ゴルフ)

左方向へのミスを防ぎたい人はステルスを選択

 ローグST MAXには及びませんでしたが、根強い人気は感じます。

 特に左方向へのミスが嫌な方は、「ローグST MAX」だと球がつかまり過ぎるという声が多いんです。かといって、「ローグST LS」だとスピン不足になるからと「ステルス」を選んでいました。

 ヘッド自体のやさしさも感じられるし、適度に球がつかまるけど、左にはいきにくいという声が圧倒的です。また、カーボンフェースだけど、打感も悪くないし、違和感はないという声も多く聞かれました。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 ROGUE(ローグ)ST MAX D ドライバー(キャロウェイゴルフ)

 右に出るボールを抑えたいプレーヤー向けのモデル。ドローバイアスでアップライトな設計で、気持ちよく振り抜くだけで、高初速のハイドロー弾道を繰り返し放つことができます。効率化と最適化を図ったAI設計によるフェースや進化したJAILBREAK AIスピードフレームの新構造のボディーで、インパクトのパワーを余すことなくボールに伝えます。2022年2月25日発売。メーカー希望小売価格:8万6900円(税込み)

ROGUE(ローグ)ST MAX D ドライバー(キャロウェイゴルフ)

自身をスライサーと自覚している人は、より球がつかまるこちら一択

 自分はスライサーだから、しっかり球がつかまる「ST MAX D」がいいと、ご自身の持ち球を分析して、選ぶことが多いですね。

「ST MAXだと、球をつかまえきれない、絶対に右にいかしたくない、コースにいくと、これくらいしっかりつかまっている方がいい」と話してくれたお客様もいらっしゃいました。

 スライサーの方に多いカット軌道で打つと、フェースが開いて球が上がり過ぎるので、ロフトは9度をオススメすることが多かったです。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 ROGUE(ローグ)ST MAX FAST ドライバー(キャロウェイゴルフ)

 ローグSTシリーズのテクノロジーはそのままに、こちらは、接着型ホーゼルを採用し、軽量化されたヘッドと超軽量シャフトを搭載した軽量モデルで、もっとスイングスピードを上げたいと考えているプレーヤー向けです。ドローバイアスでアップライトな設計を加え、これまで以上に速いスピードで振り切れて、高初速のハイドロー弾道を楽にもたらします。2022年2月25日発売。メーカー希望小売価格:8万6900円(税込み)

ROGUE(ローグ)ST MAX FAST ドライバー(キャロウェイゴルフ)

第5位 ゼクシオ12ドライバー(ダンロップ)

 楽に振り切れて、やさしく、高弾道で大きな飛びを実現。ヘッドのクラウン部分に設けられた突起部、飛びの翼とも呼ばれる「ActivWing」の効果で、ダウンスイング時の空力をコントロール。ヘッドのブレを抑えて、最適なインパクトをもたらし、飛距離アップを可能にします。ネイビーとレッド、2色のカラーバリエーションをラインアップしています。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:8万8000円(税込み)

ゼクシオ12ドライバー(ダンロップ)

各メーカーがカーボン素材をどんな風に使ってくるのか注目したい(小室店長)

 ドライバーの売れ筋は「ローグST」シリーズと「ステルス」シリーズの2強という印象ですね。

 4月以降は「ローグST」の人気が高まっていて、売り上げも伸びてきています。「ローグST」はラインアップも豊富ですが、それぞれがベスト5入りしていることからも、人気の高さがうかがえます。

 今日はドライバーヘッドの素材のお話をしようと思います。「ステルス」が切り拓いた「カーボンドライバー」というカテゴリー。「ステルス」のようにすべてをカーボンというメーカーはまだありませんが、各社がカーボン素材をふんだんに使ったドライバー開発に力を入れているのは間違いないようです。

 実際「ローグST」シリーズもクラウンはもちろん、ソール部分に多くのカーボン素材を用いていますし、ブリヂストンスポーツが7月に発売する新製品もカーボンモノコックボディーを採用したとのウワサを聞いています。

 軽量のカーボンを使う利点というのは、余剰重量を多く作れる点にあります。それにより、多くのウエイトを理想的な場所に配置することができるので、望み通りの重心特性を持たせるようにできるというわけです。

 以前もカーボン素材のドライバーは多く存在していましたが、打球音の悪さや強度が出せないなどのデメリットが多く、チタン素材のドライバーがメインになっていました。現在では素材も変化してきているので、デメリットを解消できるようになってきたのだと思われます。

 カーボンドライバーはまだ進化の途中です。今後、どんなアイテムが登場してくるのか楽しみです。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美