今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2022年5月のアイアンランキングです。

有賀園ゴルフで2022年5月に売れたアイアンベスト5

 今、売れているアイアンはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 ステルス アイアン(テーラーメイド ゴルフ)

 トゥ側の金属を取り去った、新開発「トウラップテクノロジー」により生まれた余剰重量をソール後方に設置し、さらなる低重心化を図ることでラクに球が上がります。また、独自の「マルチマテリアル構造」を進化させ、高初速化を図り、飛距離と寛容性をアップ。加えて、打球音や打感といったフィーリングにも優れたディスタンスアイアンとなっています。2022年4月1日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):カーボン・12万6500円、スチール・11万円、単品(#5、AW、SW):カーボン・各2万5300円、スチール・各2万2000円。(価格はすべて税込み)

ステルス アイアン(テーラーメイド ゴルフ)

距離のブレが少なく実践向き、やさしくてカッコいいと人気

「簡単」という声が多いですね。同じテーラーメイドの「P790」と比較されることが多いのですが、打ち比べると、こちらのほうが距離のブレが少ないと選ばれています。

 コースでは打ち直しはできないので、お客様にフィッティングするときは、ミスショットも踏まえてみるようにしているのですが、ミスしても距離のロスが少なく、平均飛距離が安定していて、スイートスポットの広さを感じられることも人気の要因になっています。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 ローグST MAXアイアン(キャロウェイゴルフ)

 進化したAI設計のFLASHフェースSS22搭載でさらなる飛距離性能を追求。より高強度のカーペンター450を採用し、貪欲にボール初速の向上を図っています。こちらは、シリーズ中でももっともストロングロフト化されたモデルの1つ。オフセットも大きめにつけられており、高い飛距離性能と抜群のやさしさを持ち合わせています。2022年3月18日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):13万2000円(税込み)、単品(#5、AW、GW、SW):各2万6400円(税込み)

ローグST MAXアイアン(キャロウェイゴルフ)

セットでの購入が相変わらず多い傾向

 ローグに関しては、ドライバーから、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアンまでそろえるケースがほとんどです。

 キャロウェイの他のモデルと比較する人も多いのですが、やさしさでこちらに軍配が上がります。グースが少し入っていて、球がつかまりやすいという評価が多いですね。

 セットでそろえるときにも、やはりやさしく扱えるからという理由で「ローグST MAX」をチョイスする人が多いです。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 i525アイアン(ピンゴルフジャパン)

 極薄かつ高強度を実現したマレージングC300フェースと進化した中空ヘッド構造で、最大の初速とキャリーを発揮。ミスヒットでもロスなく飛ばせます。アンダーカット・ソールで高弾道を可能にし、さまざまな状況でスピン量の高い再現性を実現。心地良い打感と打球音もかなえた、ただ飛ぶだけではない、実践向けの飛び系アイアンです。2022年2月18日発売。メーカー希望小売価格:1本:カーボン・3万1900円(税込み)、スチール・2万8600円(税込み)〜

i525アイアン(ピンゴルフジャパン)

顔が良くて飛ぶという声が多いです。見た目よりもやさしいと高評価

 顔が良くて、飛ぶという声が多いですね。僕自身は「ヘッドが小さめで少し難しいモデルなのかな?」という印象だったのですが、「ステルス」や「ローグST MAX」と比較しても、難しいという声はなく、やさしさを感じると声が多く評判はいいですね。

 また、同じピンの「i210」の後継が出るのを待っていた方が、待ちきれずにこちらを購入するケースもあるようです。シャフトは圧倒的にスチール、中でもNSシリーズのものが売れています。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 ゼクシオ12アイアン(ダンロップ)

 さらに進化したチタンフェースアイアン。飛びの反発構造「REBOUND FRAME」をアイアンにも搭載し、フェースとボディーをダブルでたわませて、ボールスピードをアップ。さらに、フェース下部の反発性能も向上させ、安定した飛距離を実現し、ミスヒット時の飛距離ロスも軽減します。ヘッドの加速と高弾道で大きく飛ばせるモデルです。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):カーボン・13万7500円、スチール・11万円、単品(#5、AW、SW):カーボン・各2万7500円、スチール・各2万2000円。(価格はすべて税込み)

ゼクシオ12アイアン(ダンロップ)

第5位 ローグST MAX FASTアイアン(キャロウェイゴルフ)

 進化したAI設計のFLASHフェースSS22搭載でさらなる飛距離性能を追求。こちらのモデルは、ストロングロフトとヘッド重量の軽量化が最大の特徴となっています。高い寛容性を持ち、ボールを上げやすい設計が施され、振り抜きの良さから生まれるスイングの速さを、大きな飛距離へと変換し、パワー不足に悩むプレーヤーをサポートします。2022年3月18日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):13万2000円(税込み)、単品(#5、AW、GW、SW):各2万6400円(税込み)

ローグST MAX FASTアイアン(キャロウェイゴルフ)

「ソールが広めでやさしいモデルが人気を集めています」(小室店長)

 4月のランキングと比較して、多少、順位が入れ替わっているものもありますが、ラインアップはほとんど一緒ですね。

 上位モデルは「やさしい」とされるモデルが占めていて、ロフトを立てて「飛距離性能」を追求しているというものよりは、アイアンらしい弾道でラクにピンが狙えるモデルに人気が集まっている印象です。

 また、構えたときのスッキリ感はアイアン選びのポイントになっているようで、カッコ良く見えて、やさしさも感じられることが重要視されています。そういったモデルの共通点は、ソールが広めに作られていることです。

 ソールの薄いものは、しっかりとダウンブローに打ち込まないと、思い通りの球が出せず、タテの飛距離のブレも大きくなってしまいます。しかし、ソールが広めだと、多少ダフリ気味に入ったとしても、ボールをしっかり拾ってくれて、番手通りの距離を出してくれます。

 パッと見た目は、上級者向けのように見えて、いつも通りのスイングでラクに球が上がって、思い通りの飛距離が出しやすい、そんな性能を搭載しているモデルが人気になっていると感じました。

 まだ、打ったことのない方は、ぜひソールが広めのアイアンを試してみてください。ミスヒットでも、よい結果に結びつくと感じられると思います。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美