今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2022年6月のアイアンランキングです。

有賀園ゴルフで2022年6月に売れたアイアンベスト5

 今、売れているアイアンはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 ステルス アイアン(テーラーメイド ゴルフ)

 トゥ側の金属を取り去った、新開発「トウラップテクノロジー」により生まれた余剰重量をソール後方に設置し、さらなる低重心化を図ることでラクに球が上がります。また、独自の「マルチマテリアル構造」を進化させ、高初速化を図り、飛距離と寛容性をアップ。加えて、打球音や打感といったフィーリングにも優れたディスタンスアイアンとなっています。2022年4月1日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):カーボン・12万6500円、スチール・11万円、単品(#5、AW、SW):カーボン・各2万5300円、スチール・各2万2000円。(価格はすべて税込み)

ステルス アイアン(テーラーメイド ゴルフ)

構えた感じのカオがいいとの声も多く相変わらずの人気

「SIM2」や「SIM」シリーズのアイアンは、ヘッドも大きめでボテッとした形状が不人気だった印象です。

 今回の「ステルス」は構えた感じのカオがいいという声も多く、見た目のカッコ良さ、やさしさを兼ね備えています。

 そのため、上級者から、これからゴルフを始める人までの幅広い層から支持され、ダントツの人気です。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 P790 アイアン(テーラーメイド ゴルフ)

 新開発の軽量ウレタン素材の充填剤を内部に搭載し、フェースの反発力を損なうことなく、心地よい打感も実現。さらなるフィーリングの良さと高い寛容性かなえた中空構造アイアンです。圧倒的な飛距離、高弾道、プロが好むスッキリとしたルックスでありながら、アマチュアゴルファーも使えるやさしさを兼ね備えています。2021年9月4日発売。メーカー希望小売価格:6本セット(#5〜9、PW):18万1500円(税込み)

P790 アイアン(テーラーメイド ゴルフ)

目指すは90切り! 80台で回りたいアスリートに人気

 中空構造で飛距離性能を高めているし、やや小ぶりなヘッドで球のコントロールもしやすい点が評価されていますね。

 1位の「ステルス」は幅広い層に対応し、100を切れない腕前でも使いこなせるのに対し、「P790」は、球をコントロールしてスコアを出したい、90切りを目指すアスリートに人気です。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 ゼクシオ12アイアン(ダンロップ)

 さらに進化したチタンフェースアイアン。飛びの反発構造「REBOUND FRAME」をアイアンにも搭載し、フェースとボディーをダブルでたわませて、ボールスピードをアップ。さらに、フェース下部の反発性能も向上させ、安定した飛距離を実現し、ミスヒット時の飛距離ロスも軽減します。ヘッドの加速と高弾道で大きく飛ばせるモデルです。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):カーボン・13万7500円(税込み)、スチール・11万円(税込み)単品(#5、AW、SW):カーボン・各2万7500円(税込み)、スチール・各2万2000円(税込み)

ゼクシオ12アイアン(ダンロップ)

上げて下ろせば自然に球を飛ばせるやさしさが評価されている

 1位2位と比較すると、軽量でパワーがなくても打ちこなせると、やや高い年齢層に支持されました。

 クラブを上げて下ろせば、自然に球が上がって飛んでくれるやさしさを評価する声も多かったです。

 チタンフェースでスイートスポットが広いので、どこに当たっても飛ばせるイメージです。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 PRGR03 アイアン(プロギア)

「アイアンの既成概念を真っ向からぶっ壊す」との思いが込められた軟鉄鍛造モデル。ミッドサイズながら、シャープなフォルムで、形状にこだわるゴルファーも違和感なくアドレスでき、方向を定めやすくなっています。高い反発性能と低重心ヘッドで、高初速と高弾道をかなえ、大きな飛距離をもたらします。柔らかな打感も魅力です。2022年3月18日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#7〜9、P、A):カーボン・13万2000円(税込み)、スチール・12万6500円(税込み)

PRGR03 アイアン(プロギア)

第5位 ローグST MAXアイアン(キャロウェイゴルフ)

 進化したAI設計のFLASHフェースSS22搭載でさらなる飛距離性能を追求。より高強度のカーペンター450を採用し、貪欲に、ボール初速の向上を図っています。こちらは、シリーズ中でももっともストロングロフト化されたモデルの1つ。オフセットも大きめにつけられており、高い飛距離性能と抜群のやさしさを持ち合わせています。2022年3月18日発売。メーカー希望小売価格:5本セット(#6〜9、PW):13万2000円(税込み)、単品(#5、AW、GW、SW):各2万6400円(税込み)

ローグST MAXアイアン(キャロウェイゴルフ)

「アイアンにも飛距離を求める人は多く、飛び系アイアン売れてます」(小室店長)

 1位、2位はスチールシャフトの割合が高く、どちらかというと力のある若い人に人気が高かったと思います。

 3位以下はパワーがなくても使えるモデルで、カーボンシャフトに人気が集まりました。実は03アイアンはゼクシオと本当に僅差で4位に甘んじました。03アイアンは7番で38インチと、やや長めの設定になっているので、ゼクシオのほうが振りやすく感じるという声も多かったことが影響していると思います。

 ランキングは、飛び系と言われるモデルが上位を占めている印象です。やはり、アイアンにも飛距離を求める人が多いと思います。

 7番アイアンで150ヤード飛ばせる人は「アイアンは飛距離じゃない、方向性だ」と言えるかもしれませんが、130、120ヤードくらいしか飛ばない人は、とにかく飛距離が欲しいと考えています。それがランキングにも表れていると思います。

 ストロングロフトでもやさしく球が上がって、キャリーの飛距離を伸ばせる。見た目はすっきりしていてカッコいい。これらの条件に合ったものが上位に来ていると感じます。多少の順位の入れ替わりはあったとしても、今後もこの傾向は続きそうです。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美