ゴルフクラブには、さまざまな種類やメーカーのものがあるため、ゴルフを始めたばかりの女性の中には、どのクラブを使用すれば良いのか悩んでいる人もいるかもしれません。女性にオススメのゴルフクラブには、どのような特徴があるのでしょうか?

Lシャフトの短いクラブがオススメ

 ゴルフクラブには「ドライバー」「フェアウェイウッド」「ユーティリティー」「アイアン」「ウェッジ」「パター」と、大きく分けて6つの種類があります。

女性ゴルファーにオススメのゴルフクラブとは? 写真:AC
女性ゴルファーにオススメのゴルフクラブとは? 写真:AC

 また、ゴルフクラブには「シャフト」という、グリップとヘッドをつなぐ棒状の部分があります。シャフトは、スイング時にしなりを使ってボールを飛ばすことに加え、硬さや重さによってスイングを安定させたり、打球方向のバラつきを抑えたりする効果があります。

 このように、スイングに大きな影響を与えるシャフトですが、ビギナーには、どのように作用するのかイメージしづらく、自分に合ったシャフトを自力で見つけるのも至難の業と言えるでしょう。

 では、女性ゴルファーにオススメのゴルフクラブには、どのような特徴があるのでしょうか?

 レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。

「まず、女性ゴルファーの場合は『L(レディース)シャフト』を選択しておけば間違いはないと思います。レディースの中でも、スイングスピードが速い人が使用する『Aシャフト』と呼ばれるものや、さらに重くて硬いシャフトも販売されていますが、初めてのクラブ購入でそれらを選択する人はほとんどいません」

「ゴルフクラブを選択するうえで、一番気をつけなければいけないのは、オーバースペック(自分のパワーやスイングスピードに対して重すぎたり硬すぎること)のものを購入してしまうことです。オーバースペックのクラブで練習していても、正しいスイングが身につきにくいですし、ボールもうまく打てないので、ゴルフの楽しさが半減してしまいます」

「さらに、なるべくクラブ長が短いものを選択したほうが良いです。ゴルフクラブは、長ければ長いほどミートするのが難しくなるので、短いクラブを選択したほうがボールを簡単に打つことができます」

 このように、ビギナーの女性ゴルファーの場合は、Lシャフトのなるべく短いクラブを選択するとオーバースペックになりづらく、購入後に後悔する可能性が低いと言えそうです。

クラブの追加はゴルフが上達してから

 また、懐にあまり余裕がない人や、これからゴルフを継続的にプレーするか分からないという人の中には、最低限必要なクラブだけそろえたいと考える人もいるかもしれません。

 関氏は、目標とするスコアに合わせて必要なクラブを増やしていくのが良いと話します。

「女性の場合、アイアンセットは、7番アイアンからのものが多いので、ドライバー、7番アイアン、8番アイアン、9番アイアン、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、パターがあれば、100切りまでは十分です」

「特に、ビギナーの女性ゴルファーは距離のあるセカンドショットを打つ機会が多いので、フェアウェイウッドなど距離の出るクラブをたくさん入れたがる人もいるのですが、長いクラブは難易度が高く、飛距離が出たとしても、あまりスコアアップは望めないでしょう」

「ゴルフが上達してきたら、ドライバーと7番アイアンの間の番手を充実させていくのが良いと思います。100切りしたら5番ウッドを入れる、90切りしたら追加で3番ウッドを入れるといった感じです」

 ラウンドで使用できるクラブの本数は14本と決められていますが、ビギナーの場合は、14本も必要ない人が大半です。最低限のクラブだけでも十分にラウンドを楽しめますし、90切りや100切りの達成も不可能ではありません。

 また、ゴルフが上達してきて今のクラブでは物足りないと感じ始めたときに、大手メーカーから販売されている、ストロングロフト(通常よりも飛距離が出やすい構造)のアイアンや、より技量が求められるクラブにチャレンジしてみてもいいと、関氏は話します。

 ゴルフにおいて、自分の技量に合った番手やクラブを選択すること、オーバースペックのクラブを避けることは非常に重要なので、これからゴルフを始めようと考えている人は参考にしてみてください。

ピーコックブルー