今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2022年8月のドライバーランキングです。

有賀園ゴルフで2022年8月に売れたドライバーベスト5

 今、売れているドライバーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 ROGUE(ローグ)ST MAXドライバー(キャロウェイゴルフ)

ROGUE(ローグ)ST MAXドライバー(キャロウェイゴルフ)
ROGUE(ローグ)ST MAXドライバー(キャロウェイゴルフ)

 4種類あるROGUE STドライバーの中で、スタンダードの位置づけとなるモデルです。ややドローバイアスの設定で、これまで以上に高初速でストレートな弾道を安定して実現します。AI設計によるフェースや進化したJAILBREAK AIスピードフレームは、より効率化と最適化が図り、新構造のボディーで、インパクトのパワーを余すことなくボールに伝えます。2022年2月25日発売。メーカー希望小売価格:8万6900円(税込み)

飛距離はもちろん欲しいけど、曲がらない安心感を重視する人に人気

 揺るがない人気ですね。本当に曲がらないし、飛びより安定性を求めている人には最強のモデルです。

 重量もちょうどいい感じですし、振りやすさも感じられると思います。

 高い慣性モーメントで、直進性が高く、ミスに強い点が魅力で、飛距離はもちろんだけど、フェアウェイに球を運べる安心感を重視する人が多いのだと思います。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 RS ドライバー(プロギア)

RS ドライバー(プロギア)
RS ドライバー(プロギア)

 ゴルファーが求める弾道、スイング、イメージに合わせて「JUST FIT(最適)」なモデルが選べるように3種類をラインアップしたRS JUSTシリーズ。ゴルファーが打つエリアと最大反発エリアを一致させ、フェースセンターでヒットしたときの初速性能をより高めています。こちらは、ストレートフェースで高い操作性と強弾道を実現させるモデルです。2022年7月22日発売。メーカー希望小売価格:8万8000円(税込)

求める球筋に合わせてヘッド形状を選んで購入

 ストレートフェードが打ちやすいモデルで、ドローが打ちたい人は4位に入ったRS Dを購入しています。

 求める球筋でモデルが選べるのはいいですね。シャフトは圧倒的に純正シャフトが人気ですが、8本に1本の割合で、カスタムシャフトの三菱ケミカル「ヴァンキッシュ」が出ています。

 ややしっかり振りたい人に指示されている印象です。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 STEALTH(ステルス)ドライバー(テーラーメイド ゴルフ)

STEALTH(ステルス)ドライバー(テーラーメイド ゴルフ)
STEALTH(ステルス)ドライバー(テーラーメイド ゴルフ)

 複雑な構造からなる「60層のカーボンフェース」搭載のドライバー。ツイストフェースなど、従来モデルの優れたテクノロジーも継承し、驚異的なボール初速と高い安定性、さらなる低重心設計を施したモデルです。飛距離、安定性、打球音、すべてを高次元でかなえながら、バックウェイトの効果で、高い寛容性も実現させ、ミスヒットにも強くなっています。2022年2月4日発売。メーカー希望小売価格:8万6900円(税込み)

SIMやSIM2からの買い替え組も目立ちます

 1位のローグと比較して、人気は落ち着いてきたのかと思っていたのですが、再び売れ始めています。

 SIMやSIM2を使っていた人が「そろそろ、ステルスに変えようかな?」と試打に来られるケースが増えてきているように感じますね。

 いろいろな評判を聞いているようですが、実際に打って、結果が良くて購入される人が多いです。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 RS Dドライバー(プロギア)

RS Dドライバー(プロギア)
RS Dドライバー(プロギア)

 求める弾道、スイング、イメージに合わせて「JUST FIT(最適)」なモデルが選べるように3種類をラインアップしたRS JUSTシリーズ。ゴルファーが打つエリアと最大反発エリアを一致させ、フェースセンターでヒットしたときの初速性能をより高めています。シャロー形状でやさしく球が上げられ、つかまりと高弾道を生み出す重心設計がなされています。2022年7月22日発売。メーカー希望小売価格:8万8000円(税込み)

第5位 ゼクシオ 12 ドライバー(ダンロップ)

ゼクシオ 12 ドライバー(ダンロップ)
ゼクシオ 12 ドライバー(ダンロップ)

 楽に振り切れて、やさしく、高弾道で大きな飛びを実現。ヘッドのクラウン部分に設けられた突起部、飛びの翼とも呼ばれる「ActivWing」の効果で、ダウンスイング時の空力をコントロール。ヘッドのブレを抑えて、最適なインパクトをもたらし、飛距離アップを可能にします。ネイビーとレッド、2色のカラーバリエーションをラインアップしています。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:8万8000円(税込み)

高慣性モーメントで人気のドライバーが苦手という方も多い

「ローグST」シリーズは首位の座を譲りませんが、「RS JUST」シリーズの人気も上がってきて、このあとの動向も楽しみです。

「ローグST」シリーズやピンゴルフの「G425」シリーズなどは、高慣性モーメントで人気のドライバーですが、「曲がらないという評判なのに、これらのモデルを打つと右方向へのミスが出やすく、それを修正しようとすると、今度は左にまっすぐ飛んでしまって、高慣性モーメントを感じられない!」というお客様も少なくありません。

 これらのドライバーに共通しているのは、ヘッド形状が後ろに長い、シャローバック形状になっていること。こういったモデルは、ボディーターンで打てている人にとってはやさしさを感じやすい形状です。

 しかし、手首を使ってヘッドを返すタイプ。いわゆるリストターンを使ったスイングの人にとっては、重心距離が長すぎてヘッドが返りきらずに、球がつかまらないという現象が起きやすくなっているようです。

 こういったタイプの方に、タイトリストの「TSi3」など、小ぶりなヘッドを試打してもらうと、すごくいい結果が出て「こっちのほうが、自分にとってはやさしく感じる」という声につながります。実際にお店のお客様でもそういった方がいらっしゃいました。

 また、同じように高い慣性モーメントをうたってはいますが、ブリヂストンゴルフの「B3」ドライバーのヘッドは「シャローバック」ではないので、形状に苦手意識を持ちやすい人にオススメするとピッタリ、ハマることが多いですね。

 ミスに強いドライバーが欲しい、でも、あの形状は……というお客様にはこちらをオススメしています。

「ランキング上位=すべての人がやさしく打てる」というわけではなく、それぞれのスイングによって、合うものは変わってきます。人気だから、売れているから、ということにとらわれず、ショップではいろいろなものを試して、ベストマッチを探してください。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美