今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2022年8月のユーティリティーランキングです。

有賀園ゴルフで2022年8月に売れたユーティリティーベスト5

 今、売れているユーティリティーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 ステルス レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)

ステルス レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)
ステルス レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)

 カーボンクラウンを採用し低・深重心化を実現。ツイストフェースとの相乗効果で、飛距離性能と寛容性を両立させました。進化した「Vスチールソール」で抜けのよさもかなえ、フェアウェイはもちろん、ラフからのショットでも思いどおりに振り抜け、ピンを狙えます。2022年2月4日発売。メーカー希望小売価格:スチール・3万6300円(税込み)、カーボン・3万9600円(税込み)。ラインアップ:#3(19度)、#4(22度)、#5(25度)、#6(28度)

アイアン人気も影響していると思います

 アイアン人気も影響していると思いますが、左に行きにくいと評価されている方が多いですね。

 落ち際に左に巻いたり、引っかかることが少ないので、狙っていきやすい、自信を持って振っていけるというお客様の声も目立ちました。

 アイアンの流れで購入している人が多いこともあり、2.5本に1本くらいの割合でスチールシャフトが売れています。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 ローグ ST MAX ユーティリティ(キャロウェイゴルフ)

ローグ ST MAX ユーティリティ(キャロウェイゴルフ)
ローグ ST MAX ユーティリティ(キャロウェイゴルフ)

 JAILBREAK STをトウ側とヒール側に設置。従来よりもフェースカップの端までしっかりとたわませられて、ボール初速を向上しています。ややドローバイアス設定で、わずかにストロングロフト化。やさしく、型破りな飛びが手に入るユーティリティーです。2022年3月11日発売。メーカー希望小売価格:4万1800円(税込み)。ラインアップ:3H(18度)、4H(20度)、5H(23度)、6H(26度)

ウッドからの流れに引っ張られている印象

 セットで売れているケースも目立ちますが、ドライバーやフェアウェイウッドを購入してよかったから、ユーティリティーを追加で購入に来られる方も多いですね。

 また、1本だけ購入よりは、4番と5番、5番と6番など、2本セットで買う方がほとんどです。シャフトは軽めのカーボンのほうがよく売れていました。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 ローグ ST MAX FASTユーティリティ(キャロウェイゴルフ)

ローグ ST MAX FASTユーティリティ(キャロウェイゴルフ)
ローグ ST MAX FASTユーティリティ(キャロウェイゴルフ)

 フレーム状の形状をした、JAILBREAK STの採用でボール初速を向上。こちらはシリーズのなかでもっとも軽量で、かつ最大サイズのヘッドを持つモデル。力に自信のないゴルファーでも、不安なく振り切れて、高弾道の大きな飛距離もやさしく実現できます。2022年3月11日発売。メーカー希望小売価格:4万1800円(税込み)。ラインアップ:3H(18度)、4H(21度)、5H(24度)、6H(27度)、7H(30度)、8H(33度)

軽量モデルを求めている人に支持されていました

 2位のローグSTと同じ感じですね。ドライバーやフェアウェイウッドがローグST MAX FASTなので、それに合わせて、こちらをチョイスする人が多かったです。

 軽量モデルということで、選ばれるケースも目立ちました。ウッドの流れで選ぶ人がほとんどでした。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 ゼクシオ12 ハイブリッド(ダンロップ)

ゼクシオ12 ハイブリッド(ダンロップ)
ゼクシオ12 ハイブリッド(ダンロップ)

 ダウンスイング時の空力をコントロールする「アクティブウィング」がヘッドのブレを抑え、最適なインパクトを実現。「リバウンドフレーム」構造との相乗効果で、ボール初速を高めて、大きな飛距離でピンを狙えます。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:4万2900円(税込み)。ラインアップ:H3(18度)、H4(20度)、H5(23度)、H6(26度)

第5位 RSユーティリティ(プロギア)

RSユーティリティ(プロギア)
RSユーティリティ(プロギア)

 重心点をよりフェースセンターに近づけた設計で、実打点での驚初速を実現。低、浅重心ヘッドで低スピン、強弾道を両立。ヘッドの重心高さをフローさせて、下の番手にかけて適正なスピンが入り、狙ったグリーンでも止められ、番手間飛距離がしっかりと刻めます。2022年7月22日発売。メーカー希望小売価格:4万1800円(税込み)。ラインアップ:3UT(19度)、4UT(22度)、5UT(25度)

「イマドキ、ユーティリティーをセッティングに加えない人はほとんどいません」(小室店長)

 今回は「ステルス レスキュー」が首位になりましたが、アイアンの流れで人気になっているのはこのモデルくらいで、ほかはドライバー人気が影響している印象です。

 5位にランクインしたRS ユーティリティもその代表的な例で、RS ドライバーの評判がいいので、その人気に引っ張られているように思えます。

 最近はセッティングにユーティリティーを入れない人は、ほとんどいなくなってきています。フェアウェイウッドの7番や9番をラインアップするメーカーが少なくなってきていることもあり、フェアウェイウッドとアイアンの距離間隔を埋める意味でもユーティリティーは必要不可欠なクラブになっているように感じます。

 また、最近は6番アイアンを抜いて、代わりにユーティリティーを加えるという人も増えてきました。以前にユーティリティーを選ぶときは、自身のアイアンのロフトを参考に、足りない部分を補うロフトをそろえましょうとお話ししましたが、最近はアイアンのロフトもいろいろなので、自分が使っているアイアンのロフトをしっかり把握しておくことが大切です。

 例えば、1位のステルスの6番アイアンは24度です。6番アイアンからのセッティングに組み合わせるのであれば、ロフト25度の#5ではなく、22度の#4を加える方が距離の感覚はマッチすると思います。また、前述したように、6番アイアンはうまく打てないから、抜くというのであれば、ロフト25度の#5を加えるといい流れが作れそうです。

 ユーティリティー2本というセッティングの人は多いのですが、4番5番派と、5番6番派に分かれるようです。150〜160ヤードを打つクラブが欲しい人は5番6番、180ヤードを打つクラブが欲しいという人は4番5番、というセッティングが多いですね。

 とはいえ、メーカーによって、番手ごとのロフトも違いますので、注意が必要です。とにかく、自分がどの距離をユーティリティーで打ちたいのかによって、選ぶ番手は変わってきます。試打をして、どのロフトでどれだけ飛ばせるのかを、確認することをオススメしますし、迷ったら遠慮なくスタッフに相談してください。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美