樋口久子 三菱電機レディスで11年ぶりとなるツアー2勝目を果たした金田久美子。かつて、現在ゴルフクラブ事業から撤退しているナイキとクラブ契約を結んでいた金田久美子ですが、その頃からクラブ選びの方向性は一貫して変わっていないそうです。

「簡単に飛ぶクラブが好きです」アマの参考になるチョイス

 かつて天才少女と言われた金田久美子が樋口久子 三菱電機レディスで11年ぶりとなるツアー2勝目をマーク。現在、クラブ契約フリーの金田が優勝後に使用しているクラブについて語っていました。

現在はクラブ契約フリーで、さまざまなメーカーのクラブを組み合わせる金田久美子 写真:Getty Images
現在はクラブ契約フリーで、さまざまなメーカーのクラブを組み合わせる金田久美子 写真:Getty Images

 かつて、現在ゴルフクラブ事業から撤退しているナイキとクラブ契約を結んでいた金田久美子ですが、その頃からクラブ選びの方向性は一貫して変わっていないそうです。

「私は簡単に飛ぶクラブが好きです。アイアンももともとはアマチュア時代からずっと『ゼクシオ』を使っていて、ナイキのときも『ゼクシオ』系の簡単なアイアンを使っていました。今は『ステルスグローレ』を使っていますが、高さが出て飛ぶところが気に入っています。色んなアイアンを試しましたけど、これが一番良かったです」

 ちなみに「ステルスグローレ」の前は「SIMグローレ」のアイアンを使っていました。フェアウェイウッドなどのウッド系に関してはどうなのでしょうか。

「ヤマハのウッド、スゴイ!私、3番ウッドがめちゃくちゃ飛ばなくて困っていたんですが、ヤマハのクラブを使うようになって私の中ではかなり飛ぶようになりました。ドライバーのキャロウェイ(ローグST)も飛ぶイメージですし、スリクソンのユーティリティーも2本使っています。先週から6番アイアンをやめて5番ユーティリティーを入れたんですけど、それが割と良かったです」

 ヤマハの「RMX VD」の3番ウッドはフェースにチタン素材を採用したことで、飛距離性能を高めています。女子ツアーではヤマハ契約以外の選手も多数使っており、金田久美子にとっても飛距離をカバーしてくれる1本になっていたようです。

 幼少時代からゴルフを始めた金田ですが、クラブへのこだわりは強いのでしょうか。

「もともと、プロになる前はクラブなんてあまり関係ないって思っていたんですど、今はクラブはもちろん、シャフトでもこんなに違うっていうのが分かってゴルフは奥深いなと思っています」

 33歳となり、ベテランと言われるような年齢になった金田久美子ですが、ツアーでも積極的に新クラブをテストする選手の一人であり、彼女が選ぶ「簡単に飛ぶクラブ」はアマチュアにも恩恵が大きいでしょう。

2022 金田久美子の最新セッティング

1W:ローグSTトリプルダイヤモンド(ロフト/10.5度)3W:ヤマハ RMX VD(ロフト/15度)5W:ローグST MAX(ロフト/18度)7W:ローグST MAX(ロフト/21度)4U:スリクソンZX(ロフト/22度)5U:スリクソンZX(ロフト/25度)6I-PW:ステルスグローレGW、AW、SW:フォーティーン RM4PT:オデッセイ ホワイトホットOG 2Ballブレード

野中真一