TOTOジャパンクラシックで3日目を終えて単独トップに立った上田桃子。優勝は逃しましたが、前週まで2週連続で予選落ちしたときとは別人のようなプレー内容でした。復調にはギアの変更の影響もあったようです。

長年グラファイトデザインの「ツアーAD PT」を使用

 米女子ツアーと日本女子ツアーの共催試合、TOTOジャパンクラシックで3日目を終えて単独トップに立った上田桃子。最終日にスコアを落としたことで優勝を逃しましたが、前週まで2週連続で予選落ちしたときとは別人のようなプレー内容でした。復調にはギアの変更の影響もあったようです。

突然使った“赤ベン”が好調だった上田桃子 写真:Getty Images
突然使った“赤ベン”が好調だった上田桃子 写真:Getty Images

 上田はなかなかクラブを変えない選手です。フェアウェイウッドでは2013年モデルの「X HOT」を長く使っていて、6番アイアンからPWまでは16年モデルの「APEX」を使っています。

 ドライバーのシャフトに関しては、長年グラファイトデザインの「ツアーAD PT」を使っていましたが、TOTOジャパンクラシックの週に、突然フジクラの「ベンタスレッド」に変更しました。その理由について、上田は次のように語っていました

「ドライバーのシャフトはアマチュアの頃からグラファイトのシャフトをずっと使っていて、以前は同メーカーの軽量モデルを試したことはありましたが、違うメーカーのシャフトを使うのは初めてです。でも、替えてみたらすごく良かった」

 具体的にはどこが良かったのでしょうか。

「ミスしたときに右に行きにくかったのと、出球の打ち出し角度が出ていたので、自分の思っていた通りの弾道になってくれました。打感も良いです」

 シャフトだけでなく、この試合ではパターも「オデッセイ TRI-HOT 5Kダブルワイドパター」に変更していました。

「パターもここ最近入っていなかったので、普段は替えないのですが、気分転換に替えてみました。自分の中にちょっとした変化が欲しいと思って替えたら、結構入ってくれましたね。形状はピン型なんですが、ちょっと幅広になっているタイプです」

 新パターを投入した初日は5連続バーディーを記録するほどパターが冴えていました。今年の女子ツアーもいよいよ終盤戦ですが、復調した上田の今シーズン2勝目に期待したいところです。

2022 上田桃子の最新セッティング

1W:エピックスピード トリプルダイヤモンドDS(ロフト/10.5度)3W:X HOTプロ(ロフト/15度)5W:X HOTプロ(ロフト/18度)UT:タイトリスト 816 H1(ロフト/23度)5I:APEX DCB(ロフト/23度)6I-PW:APEX50度、54度:Xフォージド58度:ジョーズフォージドPT:オデッセイ TRI-HOT 5Kダブルワイドパター

野中真一