ゴルフ未経験の女性を練習場に連れていったものの「イマイチ楽しさを理解してもらえなかった」という人もいるかもしれません。ゴルフ未経験の女性に練習場で楽しんでもらうには、どのような工夫が必要なのでしょうか?

「短いクラブ」&「ティーアップ」で打つ楽しさを知ってもらう

 打ちっぱなしとも呼ばれるゴルフ練習場は、未経験者であっても気軽にボールを打つことができる施設です。練習場ではクラブをレンタルすることも可能なので、道具をまだ持っていなくてもゴルフを楽しむことができるでしょう。

初めて練習場を訪れた女性に「楽しい!」と思ってもらうためには… 写真:AC
初めて練習場を訪れた女性に「楽しい!」と思ってもらうためには… 写真:AC

 そのため「友人に誘われた」「ゴルフを体験してみたい」といった理由で、ゴルフ練習場を訪れた経験があるという人は多いかもしれません。

 しかし、男性同士であればクラブが1つでも交代で使えますが、ゴルフ未経験の女性がメンズ用のクラブを扱うのは至難の業と言えます。

 では、男性ゴルファーが練習場でゴルフ未経験の女性に楽しんでもらうには、どのような工夫が必要なのでしょうか?

 レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。

「すべての番手をティーアップして打つのが良いと思います。地面の上にボールがある状態だと、クラブの入射角が限られてきてしまいます。ビギナーは、どうしてもボールを高く上げたいと考えてしまうので、しゃくり上げやトップになりやすいでしょう」

「しかし、それを正しいスイングで打てというのは無理があるので、あえてティーアップをします。多少打ち方が間違っていたとしても、ボールが上がりやすい状況をつくってあげることで、打つ楽しさを知ってもらうのが良いと思います」

 クラブはレンタルの女性用を借りるのがベターですが、ちょっとだけ打ってみたいというような場合、どのクラブを渡すのが良いのでしょうか?

「やはり、短いクラブを選択してもらうのが良いと思います。7番アイアンあたりでもメンズ用だと難しい可能性があるので、ピッチングやサンドウェッジあたりがベストです」

「ドライバーでボールを遠くに飛ばす楽しさを知ってもらう方法もありますが、クラブの中でも一番長く、難易度が高いので、まずはピッチングやサンドウェッジから慣れていくのが良いでしょう」

 ゴルフは難易度が高いスポーツの一つです。フェース面が球技の中でダントツに小さいことに加えて、インパクトの瞬間が手元から遠いところにあるので、芯に当てることが難しいです。

 そのため、クラブにボールがまったく当たらず、楽しさを理解できないまま練習場を後にする人もいるので、しっかりとミートしやすくなるような環境をつくってあげることが大切です。

レッスンで基礎を教えてもらうのもオススメ

 また、関氏は「最初の30分だけでもレッスンプロに教えてもらってから、練習をスタートするのが効率的です」と話します。

「正しい基礎知識を教えてもらってからスタートするのとしないのでは、初期段階の上達度が大きく変わってきます」

「ある程度ゴルフをプレーしている人も、改めてレッスンを受ければ、基礎的な部分の復習や抱えている課題の解決方法を教えてもらうことができるので、一石二鳥かもしれません」

 練習場によっては、レッスンプロが常駐しているところもあるので、ワンポイントのレッスンで費用を抑えながら、気軽に教えてもらうのも一つの方法です。

 今後、練習場に未経験者を連れていく際には、こうした工夫をしてみると、ゴルフを好きになってもらえる可能性が高くなるかもしれません。

ピーコックブルー