今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2022年10月のユーティリティーランキングです。

有賀園ゴルフで2022年10月に売れたユーティリティーベスト5

 今、売れているユーティリティーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位 ステルス グローレ レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)

ステルス グローレ レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)
ステルス グローレ レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)

 軽量でありながら高強度の「カーボン素材クラウン」などを採用したマルチマテリアル構造やツイストフェースで、最適な打ち出しと寛容性を実現したオートマチックなやさしさを持ったモデル。最適重心設計で自然に球をつかまえ、高い飛距離性能を発揮します。2022年10月7日発売。メーカー希望小売価格:カーボン・4万4000円(税込み)。ラインアップ=#3(19度)、#4(21度)、#5(23度)、#6(25度)

セット買いや過去のグローレからの買い替えが目立ちました

 ドライバーからセットで購入される方も多かったのですが、SIMグローレやMグローレなど、過去にグローレシリーズを使っていた人の買い替えも目立ちました。

 ソールに重い合金が入った低重心設計で、楽に球が上がるし、飛距離も出てやさしい。売れるのもナットクな性能のよさを持っているクラブだと思います。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第2位 ステルス レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)

ステルス レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)
ステルス レスキュー(テーラーメイド ゴルフ)

 カーボンクラウンを採用し低・深重心化を実現。ツイストフェースとの相乗効果で、飛距離性能と寛容性を両立させました。進化した「Vスチールソール」で抜けのよさもかなえ、フェアウェイはもちろん、ラフからのショットでも思いどおりに振り抜け、ピンを狙えます。2022年2月4日発売。メーカー希望小売価格:スチール・3万6300円(税込み)、カーボン・3万9600円(税込み)。ラインアップ=#3(19度)、#4(22度)、#5(25度)、#6(28度)

左にいかないユーティリティーを求める人はこれ一択です

 新製品が出てきても上位人気をキープしているのはさすがです。

 とにかく、左にいかないモデルなので、左へのミスを防ぎたい人はこれ一択です。見た目がシャープで構えやすいという声も多く、しっかり叩きたい人に支持されています。

 また、ツイストフェースでミスに強い点も高評価の一因に感じます。シャフトはカーボン3に対してスチール1の割合です。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第3位 ローグ ST MAX ユーティリティ(キャロウェイゴルフ)

ローグ ST MAX ユーティリティ(キャロウェイゴルフ)
ローグ ST MAX ユーティリティ(キャロウェイゴルフ)

 JAILBREAK STをトウ側とヒール側に設置。従来よりもフェースカップの端までしっかりとたわませられて、ボール初速を向上しています。ややドローバイアス設定で、わずかにストロングロフト化。やさしく、型破りな飛びが手に入るユーティリティです。2022年3月11日発売。メーカー希望小売価格:4万1800円(税込み)。ラインアップ=3H(18度)、4H(20度)、5H(23度)、6H(26度)

独特のフェース形状でアイアンのように打ち込みやすいと好評

 2位のステルス同様、こちらも長く支持されて続けていてすごいですよね。

 飛ぶ、球が上がる、つかまるといったユーティリティーに求められる性能をしっかり搭載している結果だと思います。

 また、フェース形状が独特で「構えたときのフェースの見え方が特徴的で、アイアン感覚で打てる印象を持たせる」という声も多く聞かれます。(有賀園ゴルフNEW杉並店・小室直也店長)

第4位 ゼクシオ12 ハイブリッド(ダンロップ)

ゼクシオ12 ハイブリッド(ダンロップ)
ゼクシオ12 ハイブリッド(ダンロップ)

 ダウンスイング時の空力をコントロールする「アクティブウィング」がヘッドのブレを抑え、最適なインパクトを実現。「リバウンドフレーム」構造との相乗効果で、ボール初速を高めて、大きな飛距離でピンを狙えます。2021年12月11日発売。メーカー希望小売価格:4万2900円(税込み)。ラインアップ:H3(18度)、H4(20度)、H5(23度)、H6(26度)

第5位 インプレス ドライブスター ユーティリティ(ヤマハ)

ンプレス ドライブスター ユーティリティ(ヤマハ)
ンプレス ドライブスター ユーティリティ(ヤマハ)

 高い強度と粘り強さを持ち、より精密な設計が可能な新素材を採用し、高い反発性能で驚きの飛距離を実現。カーボンクラウンに加え、比重の重いステンレス素材をボディに採用した高慣性モーメント設計。高い寛容性を持ちながら、「イイ顔」で構えやすく作られています。2022年10月21日発売。メーカー希望小売価格:4万1800円(税込み)。ラインアップ=#U4(18度)、#U5(20.5度)、#U6(23度)、#U7(25.5度)

「30度以上のロフトをセッティングに加えてみるのもあり!?」(小室店長)

 今回は新製品の「ステルス グローレ レスキュー」が首位でした。とにかくオートマチックにやさしく打てると評価され、ドライバーからアイアンまで、全アイテムが売れています。

 とはいえ、2〜4位は長く売れ続けるモデルが独占。ほかの新製品は、5位にヤマハのインプレス ドライブスターがなんとかランクインを果たしました。

 とはいえ、11月に発売されたピンゴルフジャパンのG430シリーズの勢いがすごく、来月以降のランキングは大きく変化しそうな予感。今から楽しみです。

 さて、そのG430のユーティリティーですが、ロフトラインアップが豊富なことも、注目されています。

 なんと、ロフト33度の#7まで用意されているのです。ストロングロフトのアイアンがうまく打てないと感じている人は多く、6Iどころか、7Iまでセットから抜くという人もいるほどです。ラクに球をあげられる30度以上のユーティリティーは、そういった人たちの救世主になってくれそうです。

 ほかにも、なかなかランクインまではしませんが、キャスコの「UFO」というアイテムがなかなかユニーク。

 ロフトのラインアップがとにかく豊富で、あえて、ユーティリティーとは名乗っていないのですが、フェアウェイウッドの距離をカバーする#33(15度)からアプローチウェッジの代わりになるAA(46度)まで、すべてウッド形状でラインアップしているのです。

 また、プロギアも「Q」シリーズから、ロフト33度のQ33をラインアップしています。すべてのメーカーから30度以上のロフトが出ているわけではありませんが、このように、従来の7番アイアンの代わりとなりそうなロフトのものをラインアップしているメーカーもいくつかあります。

 ユーティリティー=ロングアイアンの代わりというイメージでしたが、こういったロフト構成をみると、ミドルアイアンの代わりとして使えるアイテムも増えてきていると感じます。

 番手やアイテムだけではなく、全体のロフトの流れでセッティングを考えてみてもいいかもしれません。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。取材協力:有賀園ゴルフNEW杉並店

下山江美