国内男子ツアー最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップで大会2連覇を達成した谷原秀人。44歳のベテランになっても優勝できる谷原のセッティングには、アイアンもウェッジも1本ずつクラブを選択する細かい調整術がありました。

ウッドのシャフトは同モデルで10グラムずつ重く

 国内男子ツアー最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップで大会2連覇を達成した谷原秀人。44歳のベテランになっても優勝できる谷原のセッティングには、アイアンもウェッジも1本ずつクラブを選択する細かい調整術がありました。

今年からプロギア契約選手に“戻った”谷原秀人 写真:JGTOimages
今年からプロギア契約選手に“戻った”谷原秀人 写真:JGTOimages

 谷原はギアの知識も豊富で、こだわりも強い選手です。現在のセッティングも14本のクラブを細かく調整しています。ドライバー、3番ウッド、5番ウッドはプロギアのRSシリーズで揃えていますが、シャフトは10グラム単位で重量を変えています。使用しているシャフトは「ベンタスTRレッド」で、ドライバーは60グラム台、3番ウッドは70グラム台、そして5番ウッドを80グラム台にしています。

 今年6月にプロギアとクラブ契約を結んだ谷原。担当者に話を聞くと「ドライバーとフェアウェイウッドをすごく気に入ってくれた」ことが契約につながったそうです。

 アイアンセットは3タイプのアイアンをミックスしています。4番アイアンはヨネックスのキャビティタイプ「EZONE CB 702」にして、5番アイアンは「プロギア01」。6番アイアンからPWまでを「プロギア00」でそろえていました。「プロギア00」は軟鉄素材だけを使用した純国産のフォージドアイアンですが、「プロギア01」は軟鉄とチタンの複合素材になっていて、ミスヒットにも強いのが特徴です。

 ウェッジもロフト別に異なるモデルを使っていました。48度にはミズノの「T22」で、53度にはボーケイSMシリーズのプロトタイプ、そして59度はボーケイウェッジワークスモデルを使っていました。53度は52度のモデルから1度ロフトアップ、59度は58度から1度ロフトアップしていました。

 今年は若手選手が台頭した国内男子ツアーですが、44歳にして最終戦を制した谷原秀人にはベテランらしい細部にこだわったクラブ選択術がありました。

2022 谷原秀人の最新セッティング

1W:プロギアRS F(ロフト/9.5度 シャフト/ベンタスTRレッド-6X)3W:プロギアRS(シャフト/ベンタスTRレッド-7X)5W:プロギアRS(シャフト/ベンタスTRレッド-8X)4I:ヨネックス EZONE CB7025I:プロギア 016I-PW:プロギア 0048度:ミズノT22ウェッジ Sグラインド53度:ボーケイSMシリーズ プロト59度:ボーケイウェッジワークスPT:スコッティ・キャメロン サークルT ツアーオンリー

野中真一