ダンロップが松山英樹ら同社契約プロと意見交換を重ねて開発したブレードアイアン「スリクソン Z-FORGED(フォージド)II」を発表。プロ・上級者の打点位置を厚肉化し、インパクト時のしっかりとしたフィーリングを実現しています。

松山英樹「キャビティーの安定感とマッスルの操作性を両立」

 ダンロップが松山英樹ら同社契約プロと意見交換を重ねて開発したブレードアイアン「スリクソン Z-FORGED(フォージド)II」を発表。

 松山はこの新アイアンについて「ダンロップの方々と考えた新形状です。トウ・ヒールから取った肉厚が打点の真裏などにうまく配置されていて、キャビティーのような安定感とマッスルに求められる操作性が両立できています。打感もいいですね」とコメントしています。

松山英樹らが意見出して開発された「スリクソン Z-FORGED(フォージド)IIアイアン」
松山英樹らが意見出して開発された「スリクソン Z-FORGED(フォージド)IIアイアン」

 プロ・上級者の打点位置を厚肉化し、インパクト時のしっかりとしたフィーリングを実現。コンパクトで狙いやすい形状、キレのある打感とさらなる安定性を発揮する新「ツアーV.T.ソール」を搭載することで自在なコントロールショットをサポートするとしています。

 新「ツアーV.T.ソール」とは、先端のリーディングエッジ、後端のトレーリングエッジに加え、新たに搭載した「3rd SOLE(サードソール)」により深低重心化とシャープな外観を両立。さまざまなショットで芝との接触を最小限に抑え、インパクト時の抜けがよくキレのある打感と安定性を発揮すると言います。

 松山が言及したように、バックフェースの形状も大きな特徴。バックフェースのトウ側とヒール側がヘコんだ形状にすることで余剰重量が生まれ、その分の重量をバックフェース下部に配分した深低重心設計に。安定したスピン性能を実現したと言います。

 上下慣性モーメントは高めることで、さまざまなライでの打点の上下のバラツキに強くなった上、ソフトで吸い付くような打感とインパクト時におけるしっかりとしたフィーリングとなっています。

 フェース面の溝にもこだわり、溝の形状を番手別に設計することで最適なスピンを生み出し、さまざまな状況で安定した飛距離を実現したとしています。

 発売は4月15日から。価格は6本セット(5〜9番、PW)のダイナミックゴールドDSTシャフト装着モデルが13万8600円(税込み)、KBS TOURスチールシャフト装着モデルが14万5200円(税込み)となっています。

e!Golf編集部