ビギナーはラウンドするのに何を持っていけばいいと悩む人は多いかもしれません。では、何が必要かをピックアップして紹介します。

消耗品は「ちょっと多過ぎ」なぐらいがちょうどいい

 いざ初ラウンドとなった時、初心者は何をそろえればいいのか悩むかもしれません。ラウンドデビュー前に用意しておきたい持ち物や、あると便利な物をピックアップして紹介します。季節ごとに欠かせない持ち物などもあるので、初ラウンドを控えている人などは参考にしてください。

ラウンドにはさまざまな物が必要ですが、チェックリストを作って一つずつ確認しよう
ラウンドにはさまざまな物が必要ですが、チェックリストを作って一つずつ確認しよう

 ラウンドではクラブセットが必要です。初心者用のクラブセットは大きく「ドライバー」、「アイアン」、「ウェッジ」、「パター」の4種類。レンタルもありますが、自分のクラブセットを持っていると練習にも使えます。

 キャディーバッグはクラブやボール、アクセサリーを収納するために必要です。初心者用のものは、軽量かつコンパクトな方が使いやすいかもしれません。ゴルフシューズが入る収納スペースがある場合が多いですが、ゴルフ場に着くとすぐにゴルフカートに積み込まれ運ばれてしまう可能性もあります。ラウンドが始まる前に必要なアイテムは、あらかじめ他のバッグに入れておいたほうが便利でしょう。

 ゴルフボールはさまざまな種類がありますが、初心者は比較的安価で耐久性のあるものがオススメです。初心者はOBや池などに入れて失くす場合が多いので、最初は20個くらい用意しておくと安心です。またゴルフボールを失くした時でもすぐに打ち直しができるように、ボールを携帯しておけるボールケースを用意しましょう。

 ゴルフシューズは、グリップ力が高い「ソフトスパイク」とスニーカーのような「スパイクレス」の2種類あります。ビギナーは、練習場などでも手軽に使用できる「スパイクレス」がオススメです。またゴルフグローブは、グリップを滑りにくくすることで力が入りやすくなるほか、不快な手の汗を吸収してくれる効果もあります。「天然皮革」と「合成皮革」があり、初心者は比較的安価な「合成皮革」のものを選びましょう。

 ゴルフウエアは快適なプレーをするために必要ですが、スポーツウエアやカジュアルウエアでも大丈夫です。基本的には襟付きのものを着用するのがマナーです。汗をかく場面が多いので、着替えを持って行くことや、夏場でも寒暖差が激しいところもあるので上着を持参したほうがよさそうです。

プレーと直接関係ないものも、ラウンドでは意外に役立つ

 紫外線対策も必要です。冬でも日焼け止めや帽子を用意しておくことをオススメします。気温が高い時期はラウンド傘があると、日焼け防止だけでなく熱中症対策にもなります。ラウンド傘はゴルフ場に常置されていますが、デザインや機能性にこだわるなら自分専用に用意してもいいかもしれません。

涼しいからといって水分補給を怠ると熱中症になるリスクがある
涼しいからといって水分補給を怠ると熱中症になるリスクがある

 水分補給は必ず行ってください。涼しいからといって油断していると熱中症になる危険性があります。気温が高い日は凍らせた飲み物や、機能性に優れたゴルフウエアを着て暑さ対策をします。また虫刺されにも注意が必要で、虫よけスプレーを持参するのもいいでしょう。

 ティーは1打目にボールをセットするアイテム。初心者なら余裕を持ってショートティーを10本、ロングティーなら20本用意しましょう。なおグリーンでボールを拾い上げる際の「目印」として使うマーカーは、ゴルフ場に無料のものがあるので最初は持参する必要はありません。グリーン上に大きなくぼみができた場合、修復するグリーンフォークの携帯は必須です。

 このほかにも、距離計測器や常備薬なども持っておくと良いでしょう。ラウンド前日には準備し、出発前にも入念に確認してください。初ラウンドはなにかと戸惑うことも多いですが、持ち物に不安がない状態にしておくことで、初めてのラウンドでもスムーズにプレーができることでしょう。

LUIS FIELD