プロゴルファーの金田久美子が自身のインスタグラムを更新。「リゾートトラスト レディス」の戦いを振り返りました。
「頑張れる事が30年間も続いてるってほんと不思議」
◆国内女子プロゴルフ<リゾートトラスト レディス 5月25〜28日 グランディ浜名湖ゴルフクラブ(静岡県) 6500ヤード・パー72>
女子プロゴルファーの金田久美子が自身のインスタグラムを更新。戦いを終えた現在の心境を明かしました。

5月25日から28日まで開催され、山下美夢有のJLPGAツアー史上初となる2週連続4日間大会の優勝で幕を閉じた「リゾートトラスト レディス」。今季初勝利を狙った金田も同大会に出場し、通算1オーバーの59位タイで4日間の戦いを終えました。
試合後に更新されたインスタグラムでは「今週も応援ありがとうございました」と書き出し、「最近は感覚がずれてきてどうゴルフしていいか分かんなくってイライラと落ち込みが混ぜ混ぜしてくだらねーって大声で叫びたいくらい」と心情を吐露。
続けて「下手くそなゴルフが終わった後は必ずゴルフ向いてないなぁとかこんなゴルフじゃ先が真っ暗だなぁとか鬱(うつ)入るけど2時間もすれば、また来週からの準備をしよう。と、意気込む」「頑張れる事が30年間も続いてるってほんと不思議。飽き性なのにねぇ」と胸の内を明かしました。
さらに「ゴルフが好きとかそんな簡単な感情じゃないんだよねぇ」と打ち明け、「きれい事じゃなく、いろんな形で応援してくれる人がたくさんいること、頑張れる理由の大きなひとつ」などと応援をし続けてくれる人たちの存在が自身の原動力となっていることを明かした金田。
最後に「とにかく今は踏ん張りどき」「頑張れ、自分」と自分へ言い聞かせるように意気込みをつづって締めくくられたこの投稿に、ファンからは「いつまでも応援します」「勝負師の顔ですね」「自分のペースで」「切り替えられるのも才能の一つ」などのコメントが寄せられています。
金田 久美子(かねだ・くみこ)
1989年生まれ、愛知県名古屋市出身。3歳からゴルフを始め、8歳の時には世界ジュニア選手権で優勝。タイガー・ウッズに並ぶ記録で“天才少女”として注目を浴びる。アマチュアとして出場した2002年のリゾートトラストレディスで、12歳9カ月での最年少予選通過記録を樹立。08年のプロテスト初挑戦は1打足りずに不合格も、同年のファイナルQTをトップ通過してツアー出場権を得る。プロ3年目のフジサンケイレディスクラシックで初優勝。22年、樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントで11年ぶりのツアー2勝目を挙げた。愛称は“キンクミ”。その風貌から“ギャルファー”の異名を取った。スタンレー電気所属。
e!Golf編集部