弓削商船高等専門学校(愛媛県上島町弓削下弓削)情報工学科の学生が、弓削小学校(同町弓削引野)の児童が自主学習する「夢現(むげん)塾」で、講師として学習支援に乗り出した。
 同科が本年度から始めた地方創生演習の一環。きめ細かい目配りと子どもたちとの年齢の近さを生かし、一人一人と向き合っている。
 夢現塾は、学習することの面白さや奥深さを感じてもらおうと、昨年9月に弓削小がスタート。5、6年生計31人の希望者が週4日、平日の放課後に約30分、学習支援ソフトを使って算数のプリントに取り組み、学び直す機会にしている。
 弓削商船高専生は同科の5年生11人が6月以降、3、4人ずつに分かれて弓削小を訪問。教員とともに児童のそばについて、解き方などをアドバイスしている。男子学生(19)は「教えるのは楽しい。大分、仲良くなった」と笑顔をみせる。
 自主的な学習の時間ではあるが「一人一人にきめ細かく対応できるようになり、助かる」と弓削小の上村悦男校長。弓削商船の田房友典教授は「地域に溶け込み、活動することは学生にとって勉強になる。将来的には中学校などにも広げたい」と話している。