任期満了に伴う愛媛県東温市長選と市議選が18日、告示され、市長選は現職の加藤章氏(72)=無所属、同市樋口=以外に届け出がなく、無投票で再選が決まった。市議選も立候補者が定数と同じ16人にとどまり無投票当選が決まった。
 両選挙は2004年9月の重信、川内両町合併以来ダブル選を重ねており5回目。いずれも無投票となったのは新市発足後初めて。
 加藤氏は18日朝、同市樋口の事務所で出陣式を開き約80人の支援者を前に「先人が築いた住みよい町を受け継ぎ、守り、育て、良くして次の世代に引き継ぐのが私の役目。全力全身で取り組むことを誓う」と決意を述べた。
 午後5時すぎに無投票当選の報を受けると、同市田窪の報告会場へ。「再び市民の皆さんとスクラムを組み一歩前進できることをうれしく思う。市民、関係者に心から感謝したい」と述べ、万歳三唱で支持者と喜びを分かち合った。
 加藤氏は初出馬した16年の前回市長選で現職らを破り初当選。年代別のタウンミーティングを始めるなど市民目線の市政運営に取り組んできた。今年8月に「4年前に市民と約束した公約が道半ば」として再出馬を表明。豊富な医療資源を生かした「健康日本一のまちづくり」、災害時避難場所の確保や必要な資機材の整備を進める「安全安心のまちづくり」などを公約に掲げている。
 市議選は現職12人(女性2人)、新人4人が当選。当選者の旧町別の内訳は重信8(前回9)、川内8(7)。党派別では公明2、共産1、無所属13。