「やさしい女 デジタル・リマスター版」
ドストエフスキー生誕200年リバイバル上映

衝撃的なオープニングから始まる本作は、一組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いを丹念に描き、夫婦とは、人を愛するとは何かを観るものに問いかけます。

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孤独な女を演じるのは、ベルナルド・ベルトルッチ監督『暗殺の森』『1900年』で知られるフランスの女優ドミニク・サンダ。モデルをしていたところをブレッソン監督に見出され、本作で映画デビュー。自らも15歳で年上の男と結婚するも数カ月で離婚という経歴を持つサンダは、映画初出演ながら、年上の夫を翻弄しながらも苦悩する女を見事に演じてみせました。

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原作は、ドストエフスキーの短篇のなかでも最高傑作と呼ばれる『やさしい女』(『やさしい女・白夜』講談社文芸文庫)。ブレッソンは原作のプロットを守りながらも、物語の舞台をロシアから現代(60年代後半)のパリへと移し、大胆な翻案を施しました。また本作は、また、『スリ』、『バルタザールどこへ行く』など、モノクロの厳格な画面作りを続けてきたブレッソンの初カラー作品でもあります。

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予告動画

作品情報

『やさしい女』デジタル・リマスター版 (原題:Une femme douce)

監督:ロベール・ブレッソン

出演:ドミニク・サンダ、ギイ・フランジャン、ジャン・ロブレ

[1969年/89分/フランス/カラー/ヴィスタ/デジタル・リマスター版]

1969年ヴェネチア国際映画祭招待作品、ロンドン映画祭、ニューヨーク映画祭招待作品

1969年サンセバスチャン国際映画祭 監督賞(ロベール・ブレッソン)受賞

配給:マーメイドフィルム コピアポア・フィルム 宣伝:VALERIA

http://mermaidfilms.co.jp/yasashii2021

11.12(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷・アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開