行き場所の無い怒りはどこへぶつければいいのか?
初めて父親に反抗する主人公サーリャを映し出す
本編映像解禁

是枝裕和監督が率いる「分福」気鋭の新人監督・川和田恵真監督による商業映画デビュー作『マイスモールランド』5/6公開)。

日本に住む難民申請中のクルド人の家族に告げられた、過酷な現実。在留資格を失い、普通の高校生としての日常が奪われてしまった17歳の主人公サーリャ。彼女が理不尽な社会と向き合いながら、自分の居場所を探し、成長していく物語が描かれ、本年度のベルリン国際映画祭では、アムネスティ国際映画賞《特別表彰》に輝いた。

ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門のヘッドプログラマーのセバスチャン・マルクト氏が「世界共通のテーマである現代社会の矛盾を、とても美しく、映画らしい構成で物語に練りこんでいる」と称え、海外メデイア「VERDICT」に掲載されたレビューには、「川和田監督の『マイスモールランド』はあくまでフィクションとして、彼女自身がダブルとして生きる経験から、クルド人全体を描くのではなく、一人の高校生であるクルド人に焦点をあてる。彼女が生きる日本社会の中で、希望や夢を持ち、目の前の困難に立ち向かう状況を描いた特別な映画である。日本当局の非人道的な難民政策を厳しく批判する一方で、17歳の少女が自分の感情や、複数のアイデンティティによってもたらされる責任と対峙する姿を感動的に描いており、注目されるべき作品」と既に海外からも高く評価される。

主⼈公サーリャを演じるのは、自身も5カ国のルーツを持ち、ViVi専属モデルとして活躍する嵐莉菜。そして、サーリャが心を開く少年・聡太を『MOTHER マザー』で新人賞を総なめにした18歳の奥平大兼が演じています。

この度、自身の将来の夢も当たり前の日常も、全てを突然奪われたサーリャの、行き場所の無い怒りを感じさせるシーン映像を解禁します。

本編映像解禁!

日本での在留資格を失うことによって、自身の将来の夢も、これまでの当たり前の日常も全てを突然奪われたサーリャ「なんで会ったらダメなの?」「なんでこんなことしなきゃダメなの?」東京に住む少年・聡太と会っていることを、父から咎められたことをきっかけに、あらゆる不満が爆発する。

「お前はクルド人なんだ。どこにいても、クルド人だ」「祈りに理由はいらない」―父はたしなめるが、気持ちがおさまらないサーリャは、初めて父に反抗的な態度を取り、打たれてしまう。社会からの理不尽な現実を突きつけられた彼女が、その行き場所の無い怒りを表すシーン映像となっております。

『マイスモールランド』本編映像

あらすじ

クルド人の家族とともに、生まれた地を離れ、幼い頃から日本で育った17歳の少女、サーリャ。少し前までは同世代の日本人と変わらない、ごく普通の高校生活を送っていた。ある日、難民申請が不認定となり、家族の日常が一変する。埼玉に住むサーリャは、在留資格を失った今、バイトをして、大学に進学し、東京の高校に通う聡太と自由に会うこともできない。日本に居たいと彼女が望むことは“罪”なのだろうか――? 

キャスト

嵐莉菜、奥平大兼、平泉成、藤井隆、池脇千鶴
アラシ・カーフィザデー リリ・カーフィザデー リオン・カーフィザデー、韓英恵、サヘル・ローズ

監督・脚本

川和田恵真

主題歌

ROTH BART BARON 「N e w M o r n i n g」

企画:分福  
制作プロダクション:AOI Pro. 
共同制作:NHK FILM-IN-EVOLUTION(日仏共同制作)
助成:(文化庁ロゴ)文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
製作:「マイスモールランド」製作委員会  

配給:バンダイナムコアーツ
公式HP:mysmallland.jp
©︎2022「マイスモールランド」製作委員会

新宿ピカデリーほか全国公開中