生きづらい世の中を懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描く新レーベル「マヨナカキネマ」の第一弾となる映画『ヘタな二人の恋の話』が7月1日(金)から劇場公開となります。

今回は、佐藤周(さとうあまね)監督に、7年に及ぶ不器用な二人のラブストーリー誕生裏話から街山みほさん(24)と鈴木志遠さん(25)への演出、個性派俳優として大活躍中の川瀬陽太さんの名人芸についてなどお話を伺いました。また、濡れ場など性的なシーンの撮影についても率直なご意見をいただきました。

佐藤周監督動画インタビュー

  • ちょっとマニアック!?佐藤監督お気に入りのシーン
  • 綾子の成長物語を描いた佐藤監督の想い
  • 綾子役・街山みほさん演出のポイント
  • 祐太の結末に関して…
  • イケメン鈴木志遠さんを残念イケメンに!?
  • 川瀬陽太さん演じる店長が抜群!
  • 二人はどの瞬間から好きになったのか?
  • 性的なシーンの撮影について
  • 映画ファンにメッセージ
  • (おまけ)TikTokホラーアカウントの紹介

―― お互いを“好き”になった瞬間は、冷蔵庫の前で見つめ合った時、初めて体の関係を結んだ瞬間、綾子が朝帰りから戻ってきた時やその後の会話、ひょっとすると終盤にお互いの存在の大きさに気付き…など、作品を観た人の感じ方がそれぞれ異なるような気がします。

佐藤監督
現場では“恋愛感情って何なんだろうな”って凄く考えていました。

結局、この二人って共依存というか、お互いに依存しているだけで恋愛感情はないんじゃない?と思ったり、単純に楽だから一緒にいるだけなんじゃない?と思ったり。

でも、やっぱり気が合うというか…運命共同体じゃないけど、この人じゃないとダメなんだよなというか。

“私が帰る場所”“俺のことを理解してくれる人”みたいな、そういう存在には確実にあって。それは二人が付き合ってもう2年目か3年目、それなりに経っている頃には確実にあったと思うんです。

ポスターとかには好き好きって書いているんですけど、本当に好きだったのか…。好きとかいう単純な恋愛感情を通り越して、愛に行っちゃったんじゃないかな(笑)そんな関係に見えるんです。

―― 二人の関係は予想外の方向へ進み、好きを超えるような特別なものになっていますよね。本作の見所も含めて、映画ファンにメッセージをお願いします。

佐藤監督
世の中コロナに限らず色々と息苦しい世界だと思うんですけど、そういう世界の中で懸命に生きる若者を描いています。ただ、若い人だけじゃなくて、今を生きるすべての人たちに刺さるところがあるんじゃないかなと思っています。

息苦しいけど一生懸命前を向いて、遠回りだけど紆余曲折しながら頑張っている彼らの姿が、どこか皆さんに刺さればいいなと思っています。それが願いでもあり、見所です。

ヘタな二人の恋の話,画像

―― ちなみに監督の一番お気に入りのシーンを教えてください!

佐藤監督
後半に旅館のシーンがあってそこはホラー的なイメージで撮っていて“絶対にこんな旅行はしたくない!”というシーンにしました(笑)是非、マニアックな見方として楽しんでいただければと思います。

ヘタな二人の恋の話,画像

―― ありがとうございました!!


佐藤周(さとうあまね)監督プロフィール

『ヘタな二人の恋の話』佐藤あまね監督

1988年生まれ、大分県大分市出身。

2017年、心霊ドキュメンタリー『怪談新耳袋Gメン 復活編』で劇場用長編映画を初監督。2021年、『橘アヤコは見られたい』がロッテルダム国際映画祭で招待上映。また、アクションホラー短編「日本の一番ヤバい場所」がTikTok TOHO Film Festival 2021で観客賞受賞。TikTokアカウント「kowazo_horror」は、フォロワー数約47万人(2022年6月時点)。

映画『ヘタな二人の恋の話』作品情報

キャスト:
街山みほ 鈴木志遠 伊藤和哉 大久保雛 小田飛鳥(友情出演) 古藤真彦 川瀬陽太
大下翔生 中嶌駿介 福田優生 北上愛莉 鈴木詩織
監督:佐藤 周
脚本:いまおかしんじ
制作・配給:キングレコード
公式HP:http://mayonaka-kinema.com/hetakoi/
©2022「ヘタな二人の恋の話」製作委員会

7月1日(金)よりシネマート新宿にて、ささやかに公開 ほか全国順次ロードショー