「超スゴい!」「とんでもない偉業だ」
「マーク・アンドレ・ルクレールって誰?」

米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を獲得した映画『フリーソロ』以来の壮大なスケールと迫力に満ちた驚くべきアルピニストのドキュメンタリー映画アルピニストが、7月8日より全国公開しました。

知られざる天才クライマーの才能はいかにして育まれたのか?

世間でクライミングが注目を集めるのに比例して、派手な広報活動や、大手のスポンサーがつくメディアイベントを行うことは、今では当たり前のこととなっています。一流クライマーになるほど、SNSのフォロワーは増加し、そのチャレンジの一挙手一投足が注目されることに。

しかしそうした流れとは一線を引き、自分のやりたいことをピュアに突き進んだのが、本ドキュメンタリーの主人公マーク・アンドレ・ルクレールという人物です。

彼は誰もがひるむような過酷な岩と氷の絶壁を完登し、世界一過酷なルートといわれるコークスクリュー・ルートを単独で制覇、という比類なき快挙を成し遂げました。これはともするとSNSで大騒ぎとなりそうですが、ネット界隈で寄せられたコメントはたったの3件。

「超スゴい!」「とんでもない偉業だ」「マーク・アンドレ・ルクレールって誰?」

世間の注目を集めるためのアピールなど、どこ吹く風。名声にも興味がなく、メディアに登場することもない。誰もが自然の驚異にひるんでしまうような危険な崖さえも、登りたいと思ったら登る。ただ気の向くままに、マイペースに、情熱だけが彼を突き動かす。しかし、なぜそんな危険を冒すのでしょうか?

マークの返答は「娯楽みたいなものかな。楽しい冒険さ」というものでした。

まさにSNSのなかった「70〜80年代のワイルドな世界にいる」と評されているマークですが、彼は母親(ミシェル・カイパース)の影響を色濃く受けました。彼女は、学校に馴染(なじ)めなかったマークを型にはめることなく、自由にやりたいことをやらせました。

子どもの頃に冒険しないと、自分を見つけられない。自分の可能性にも気づけない。そうした環境で育まれたからこそ彼は、クライミングの魅力に取りつかれ、独学で学ぶほどにのめり込み、やがて独自のスタイルを生み出していったのです。

そしてこのたび、特別映像を公開。学校の教育環境に馴染めず、学ぶ意欲を失っていたマークのために、母のミシェルは、思い切ってホームスクールで学ばせることを決意。息子に正面から向き合い、その個性を摘み取ることないミシェルのやり方が、マークの可能性を広げることとなりました。そんな親子のきずな、信頼関係が垣間見える映像となっています。

本作は、マークという特異な才能はもちろんですが、その才能がいかにして育まれたのか。親子の関係性についても考えさせられるドラマとなっています。

そしてこの度、公開を記念して、「世界のヒラヤマ」として、世界一美しいと評されるクライミングスタイルが、日本のみならず世界的にも名高いプロフリークライマー、平山ユージ氏をゲストにトークショー付き一般上映会を行うことが決定しました。

平山氏は以前、映画『フリーソロ』や『メルー』の特別試写会にご登壇されたことがあり、『フリーソロ』の主人公アレックス・オノルドとの思い出について熱く語られていました。

今回のトークショーでは、第一線で活躍し続ける平山氏から、世界のトップクライマー視点での本作の魅力や、ご自身の経験と交えたお話しをお伺いできる大変貴重な時間となると思います。

平山ユージ氏トークショー付き上映会

日時:7月18日(月) 13:25-13:55 (11:45〜 上映会後)
場所:シネマート新宿
オンラインチケット予約:7/14(木)22:00開始
劇場窓口販売:7/15(金)劇場オープン時より
料金:通常料金 ※無料招待券使用不可

キャスト

マーク・アンドレ・ルクレール
ブレット・ハリントン
アレックス・オノルド(『フリーソロ』)

監督

ピーター・モーティマー
ニック・ローゼン

制作

レッドブルメディアハウス

2021年/英語/アメリカ映画/G/93分/ビスタ

配給:パルコ ユニバーサル映画
公式HP:https://alpinist-movie.com/
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