映画『ナポレオンと私』
武田梨奈さん&濱正悟さんインタビュー

7月2日(金)から公開中の映画『ナポレオンと私』は、シリーズ累計会員数3,500万人突破の大人気恋愛ゲームアプリ「イケメンシリーズ」のスタッフが届ける初の実写映画です。

仕事に恋に悩める主人公の大原春子は、会社の先輩の薦めで恋愛ゲームをインストールすると、なんと画面からゲームの中のナポレオンが出現!春子の携帯の充電が切れると消えてしまうというナポとの奇妙な同居生活がスタートするのです。果たして、ナポレオンは春子の人生を変えてくれるのでしょうか?

今回は、春子役を演じた主演の武田梨奈(たけだ りな)さんと、ナポレオン役の濱正悟(はま しょうご)さんにお互いの印象や役作りについてお話を伺いました。硬派なイメージとは裏腹にとっても自然体でお茶目な濱さんと、座長として劇中でも撮影現場でも大活躍(?)の武田さんのトークをお楽しみください!武田さん得意の空手ではなく、とある玩具を使った先手でバッチリ距離感を詰めたそうです(笑)

武田梨奈,ナポレオンと私,画像,濱正悟

春子役の武田梨奈さんとナポレオン役の濱正悟さん

武田梨奈,ナポレオンと私,画像 濱正悟,ナポレオンと私,画像

武田梨奈さん&濱正悟さん動画インタビュー

―― まず、武田さんにお聞きしたいんですけども、春子の存在感が随分と際立っていました。作品全体を引っ張るような存在として、演技から存在感を感じました。主演としてどんなお気持ちでこの作品に挑まれたのか教えてください。

ナポレオンと私,画像

武田梨奈さん(以下、武田さん)
「イケメンヴァンパイア」のアプリを最初にやらせていただいて、世界観が凄かったので、“どんな作品になるんだろう?”って思っていたんですけど、台本を開けたら“日常の中にナポレオンが現れる”っていうストーリーになっていたので、私はどちらかというと、“普通な女の子、出来るだけ等身大でどこにでもいるような女の子を演じよう”っていう意識が強かったですね。

恋だったり仕事だったりに悩んでいる女の子ではあるんですけど、監督には「出来るだけ可哀想な子には見えないようにして欲しい」って言われていたので、悩んではいるけど皆の前では明るくいようとか。でも、それって自分の生活の中でも日常的にあり得ることだったりするので、そういったものを大切にしながら演じさせていただきました。

ナポレオンと私,画像

―― そして、濱さんのナポは冷静に見えるんですけども、終盤に向かうにしたがって感情に支配されていくようにも見えました。どんなナポでいようと思われたのか、その辺りはいかがでしょうか?

濱正悟さん(以下、さん)
ナポレオンとして最初に出て来た時から、割と固めというか、「あんまり人間っぽさを出さずにやりながら、春子に靴を履かせてあげる歩道橋のシーンぐらいから、人間っぽさを出していけたらいいね」みたいな話を監督としていて。そこから色んな表情を出して、人間っぽく、温かくしていこうという感じで演じてました。

ナポレオンと私,画像

―― 『真・鮫島事件』の時はやんちゃな感じだったんですけど、今回はシュッとスマートな感じで、また違った雰囲気を楽しませていただきました(笑)

さん
(『真・鮫島事件』の時は)勢いがありましたね。(笑)
ナポレオンは「イケヴァン」で正解じゃないですけど、そもそも(のキャラクター)があるので、自分でも「イケヴァン」のアプリをやってみたり、皆がどう思っているか?みたいなことをリサーチしつつ、現場では(武田さんとかが)「こうだよ」みたいなことを言ってくれて直したり。

武田さん
濱さんが一番大変だったと思います。元々作られたキャラクターだったので、監督もプロデューサーさんも、皆さんがずっとモニターの前で「いや、ナポレオンはこういうことやらないと思う」とか、凄い細かく演じられていたのでスゴイなと思いました。

さん
衣装も、普通は衣装合わせをして着て終わりだと思うんですけど、(衣装を)作るところから始めているから、現場でもそうなんですけど、他の作品よりも、より一層皆で作り上げてきたみたいな感じが強いです。

―― そんなナポの生の声がそのまま聞けるので、今感激しています!(笑)

さん
恐縮です!(笑)

―― 濱さんのオーディションには武田さんも参加されたと伺いましたが、オーディションの印象というか手応えはありましたか?

さん
武田さんが3回目ぐらいの時に急にいらっしゃって、“あれ、似ている人かな??”(笑)と思ったら、ご本人だったのでビックリしました。事前に聞いていたことではなかったので、すごく動揺しましたね、“これはヤバイぞ”みたいな感じで(笑)オーディションってただでさえ緊張するのに、主演の方がいらっしゃるってことで凄く緊張して。

役柄としては、ナポレオンがしっかりで、春子がドタバタなイメージなんですけど、現場では逆というか、武田さんがしっかり引っ張ってくれて、2日目に虫の玩具を…(笑)

濱正悟,ナポレオンと私,画像

武田さん
しっかりしてないじゃん!(笑)

さん
いやいや、仲良くなったんですよ。うわぁー!みたいになって、ミニカーみたいに走らせる大きな虫が急に出て来て、ヘアメイクさんとか衣装部の皆さんが悲鳴ですよね。うわぁー!!みたいになって。

武田さん
どんな反応されるか分からなかったんですが、私のいたずらに嫌な顔せず笑顔でツッコんでくれました。

さん
(笑)そこから打ち解けたというか、色々タイミングを作ってくれたりしたので凄くありがたかったです。

―― 武田さんは今までもそういうイタズラをやるんですか?(笑)

武田さん
いや、全然、人を選んでと言いますか…。

武田梨奈,ナポレオンと私,画像

さん
選ばれました(笑)

武田さん
怒られそうな方には絶対やらない(笑)

さん
(爆笑)

武田さん
濱さんはイメージがクールで、あまり話かけていいか分からない感じだったので、“どうしようかな?”って思ったんですけど、メイク部の方だったり衣装部の方たちと沢山お話をされていて、“私だけ全然喋れていないな”と思って。私、小さい頃から空手を習っているんですけど、空手で一番距離を縮められるのって組み手なんですよ(笑)

さん
(笑)

武田さん
なので、先にこれを仕掛けようと思って仕掛けました。
(濱さんは)意外とお茶目な部分があると言いますか。

さん
お茶目です、結構。

濱正悟,ナポレオンと私,画像

武田さん
クールに返されたらどうしようって思ったんですけど、「いい加減にしてください!(笑)」とか言ってくださって、凄くお茶目でした。
撮影前とかにも笑わせてくるんですよ。私が一回ツボると笑いが止まらなくなってしまうんですけど、それをずっと続けて笑わせてくる(笑)

さん
(笑)
楽しくなっちゃって。笑ってもらえるって嬉しいじゃないですか。だから、続けちゃいましたね。

―― その辺も春子とナポレオンの距離感に活かされたんですね!(笑)

武田さん
そうですね。それは大きかったかもしれないです。

―― 武田さんはクールな印象だったけど、ちょっとお茶目な感じに見えたという話でしたが、お互いが持っていた印象と、作品を作った後の武田さんってどんな人?、濱さんってどんな人?って、いかがでしょうか?

ナポレオンと私,画像

さん
アクションのイメージがあったので、今回はむしろ弱めのキャラというか、難しいですね。岩田さん(役:染谷俊之さん)みたいな人ですね。

武田さん
えー、嬉しい!!

さん
だって、アクション出来るし、すっごい優しいし、ザ・座長だし、そんな感じのイメージです。

―― 完璧ですね。目指すべき存在のような。

さん
結構誰にでも同じく優しいというか、フランクじゃないですか。だから、凄いなと思って。こんなに心の綺麗な人っているんだなって思いました。

―― 武田さんはいかがですか?

武田さん
第一印象と大きく変わったのは、凄くクールな印象で、人との距離感を作る方なのかなって印象だったんですけど、その真逆。例えば、待機部屋で衣装部さん女性2人、メイク部さん女性、私、スチールカメラマンさんも女性、マネージャーさんも女性、その中でポツンと一人男性がいても、ちゃんと溶け込めると言いますか、気を遣わせないように振る舞ってくださったのかなって感じましたね。

周りを冷静に見られるけど、その場でふざけるところはちゃんとふざけてくれると言いますか。男女問わず、濱さんのことを嫌いになる人はいないだろうなっていう印象が強い。濱さんは印象と本当に真逆な方でした。印象が悪いっていうわけではなくて。

さん
(笑)

武田さん
さらに、“こんな一面もあるんだ!”っていう。だから、見ていて面白いです。

さん
難しかったです。役柄的にも、距離を詰めすぎてもやり難いかなと思ったりしてて、最初はあんまり話さない方がいいのかなっていう風にも思っていました。

―― お話を聞いていると、濱さんはナポレオンのような感じがしてくるんですよね。ナポレオンとしてスッとしてとっつきにくいけど、実は寄り添ってくれる。

武田さん
人懐っこいなって。

さん
ありがとうございます!

―― 濱さんが仰っていたように、武田さんは春子とは違うイメージだったと思うのですが、演じる上で役作りとしてはどんなことをポイントにされましたか?

武田さん
私が春子の役と凄く近い部分を感じたのは、30歳手前に恋だったり、仕事だったり色々悩んでいる女の子っていう意味では、今自分が一番感じていることに近いものもあるなっていう印象だったので、自分の感じているものプラス、周りの友人、女友達から聞いた話も取り入れながら、よくいる女性の一人になれたらいいなって。

武田梨奈,ナポレオンと私,画像

―― 難しかったのは?

武田さん
難しかったのは、最初の本読みの時に、凄いテンションの低い子に見えたりするから監督に「可哀想な子に見えないように」って言われて演じたものが、逆にちょっと強そうに見えたり、「その真ん中ぐらいで」って言われた時が一番難しかったです。普通っぽくやろうって思っているけど、普通っぽくって何だろう?って考えたりもしましたし。いかに身近に感じてもらえるかっていうのは特に意識したところですかね。

―― 普通を意識する中では、武田さんの素の部分が出ていたシーンもあったりするんですか?

武田さん
割とアドリブの部分もあったんです。例えば、橋のシーンで「帰りスーパーに寄っていい?」の後は「ちょっと二人でやり取りしてて」とか、スーパーで買い物しているシーンも「音は使わないから二人で繋げて」とか。なので、本当に楽しんでやらせていただきました。半分春子で半分私が感じているワクワクだったりとかも。

―― 濱さんはいかがですか?

さん
割とポジティブなので、何かあっても“次どうすればいいか”って考えるタイプなので、それはナポレオンと一緒だなと思いました。落ち込んでいる時間がもったいないというか、時間がもったいないと思うところは一緒かなって、次の策を考えていく。

―― ナポレオンはゲームキャラなので、ちょっと人間離れしているようで、あまりそれは意識せず?

さん
ナポレオンって現実離れしているくせに、言っていることって凄い現実的というか、当たり前のことしか割と言ってないじゃないですか。でも、当たり前のことって大事で忘れがちみたいなところが芯なのかなって思いました。

―― この映画のテーマとして「わたしは、わたしを好きになる」がありますので、それぞれ自分のお好きなところを一つ挙げていただけないでしょうか?

さん
イッパイあるなぁ〜。

武田さん
(笑)

さん
あっ、ゴメンナサイ、一つですね(笑)

武田さん
それ、書いて欲しいなぁ(笑)

―― (はい!)

さん
そうですね、ちょっと恥ずかしいんですけど、“声”で!

濱正悟,ナポレオンと私,画像

武田さん
“諦めないところ”ですかね
やるって決めたら諦めない。最初から諦めることはありますけど、やるって決めたら絶対。

武田梨奈,ナポレオンと私,画像

―― 空手も最後まで?

武田さん
でも、それが裏目に出て頑固で面倒くさいって思われるところもあります。

―― ちなみに、濱さんは空手の才能はありそうですか?(笑)

さん
空手ですか!!(笑)どうやって見い出せばいいんですか??(笑)

武田さん
脚が長いから、いい蹴りしそうです(笑)

さん
マジですか?弟子入り!?ありがとうございます!!(笑)

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武田梨奈,ナポレオンと私,画像

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衣装・メイククレジット

武田梨奈さん
■ヘアメイク :寺下舞(テラシタ・マイ)
■スタイリスト:トリイクニコ
■衣装クレジット
ドレス ¥86,900(RIEKA INOUE GNU)
サンダル ¥36,300(HENRI EN VARGO)
ピアス ¥1,880(ROOM (株式会社 サードオフィス))
全て税込み

濱正悟さん
■ヘアメイク : 佐々木麻里子
■スタイリスト: 徳永貴士
■衣装クレジット
ブルゾン¥44,000、パンツ¥31,900/ともに クルニ(シアン PR)、Tシャツ¥5,500/カラフル スタンダード(ユナイト ナイン)、シューズ
/スタイリスト私物
シアン PR
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-2-3 ルカビルII 2F~4F

キャスト

武田梨奈
濱 正悟
綾乃 彩
岡林佑香
永吉明日香
白鳥紗良
米村真理
金子祐史
笈川健太
村田 唯
輝海
荒井レイラ
染谷俊之

監督:頃安祐良
脚本:鈴木規子
制作プロダクション:ENBUゼミナール
製作:サイバード
配給: ENBUゼミナール
2021 / シネスコ/ ステレオ / 82分 ©CYBIRD
公式HP:https://napowata.com/

2021年7月2日(金) より池袋HUMAXシネマズ、
渋谷HUMAXシネマ、横須賀HUMAXシネマズほか全国公開