7月15〜16日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。夏休みに向けて新作が5本ランクインし、「ポケモン」の映画20周年記念作品「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」が堂々の首位を獲得。全国368スクリーンで公開され、オープニング2日間で観客動員43万6000人、興行収入5億1600万円を稼ぎ出した。この成績は、最終興収21.5億円をあげた前作「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」(16年)の興収比159.3%。15年、16年は首位デビューできていなかっただけに、前作を大きく上回る絶好のスタートを切った。

 2位には、「週刊少年ジャンプ」連載の空知英秋原作による大ヒットコミックを小栗旬主演で実写映画化した「銀魂」が初登場。7月14日より全国335スクリーンで公開され、土日2日間で動員39万2789人、興収5億4103万2900円を記録した。これは今年公開された実写邦画のオープニング2日間で興収No.1の成績。10代から20代の若者を中心に動員し、オープニング4日間では累計動員74万2254人、興収9億8229万1500円をあげている。最終興収52.2億円を記録した「るろうに剣心 京都大火編」(14年)とほぼ同じ出足であることから、最終興収50億円以上が期待される。

 ピクサー・アニメーション・スタジオの人気長編アニメシリーズ第3作「カーズ クロスロード」は4位にランクイン。オープニング2日間で動員25万2000人、興収3億2000万円をあげた。これは最終興収30.1億円を記録した前作「カーズ2」(11年)の興収比69.8%の成績で、まずは最終興収20億円突破が当面の目標となりそうだ。

 新作では他に、榎宮祐によるライトノベルを原作に、14年に放送されたテレビアニメの劇場版「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」が7位にランクイン。日本の「スーパー戦隊」シリーズを英語版ローカライズしたテレビドラマを、最新の映像技術を用いてリブートし映画化した「パワーレンジャー」は9位スタートとなった。

 なお、2週連続首位だった「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」は3位に後退したが、公開17日間で動員287万人、興収41億円を突破。「メアリと魔女の花」は5位で、累計興収は12億円を突破した。