チャーリー・シーンが主演し、ウーピー・ゴールドバーグと共演するヒューマンドラマ「ナインイレヴン 運命を分けた日」のポスタービジュアルと予告編を、映画.comが先行入手した。

 本作は、パトリック・カーソンによるオフブロードウェイ舞台「エレベーター」を、マルティン・ギギ監督が映画化。2001年9月11日に起こった米同時多発テロ事件を、標的となったニューヨークワールドトレードセンター内部に取り残された人々の視点から描いた物語が展開する。事件当日、ワールドトレードセンターのエレベーターに乗り合わせ、38階辺りに閉じ込められた5人が、唯一の外部との通信手段であるインターコムのオペレーターに励まされながら、恐怖と闘う姿を映し出す。

 「いつもと同じ朝、いくつもの約束があった――。」というコピーが添えられたポスタービジュアルは、世界中が決して忘れることのない日を想起させる“9.11”という数字を象徴的にデザイン。シーン演じる身勝手な実業家・ジェフリーや妻のイブ(ジーナ・ガーション)といったエレベーター内に閉じ込められた人々に加え、ゴールドバーグ扮するインターコムのオペレーター・メッツィーの姿をとらえている。偶然が重なり、運命を共にすることになった主要登場人物たちの表情が印象的な仕上がりだ。

 予告編では、ジェフリーとイブが、バイクメッセンジャーのマイケル(ウッド・ハリス)、恋人に別れを告げに来たティナ(オルガ・フォンダ)、ビルの保全技術者であるエディ(ルイス・グスマン)と、メッツィーの指示を受けながらエレベーターの外へと脱出を試みる様子を活写している。なかでもお騒がせ俳優として世間を騒がしてきたシーンは、そのイメージを一切感じさせない入魂の演技を披露。ジェフリーがボロボロになりながらも「このビルも崩壊する」「君だけでも逃げろ」とイブの生存を最優先に行動する場面は、思わず目頭が熱くなるほどだ。

 「ナインイレヴン 運命を分けた日」は、9月9日から東京・新宿武蔵野館、丸の内TOEIほか全国順次公開。