裏社会の男たちの抗争を題材にした北野武監督作「アウトレイジ」シリーズの完結編「アウトレイジ 最終章」の場面写真が、このほど公開された。北野監督がビートたけし名義で主演も兼ねるほか、過去作から続投する西田敏行塩見三省、松重豊、初参戦の大森南朋、ピエール瀧、大杉漣、原田泰造らの姿を切り取っている。

 前作「アウトレイジ ビヨンド」(2012)で描かれた、関東の山王会と関西の花菱会という2つの暴力団組織の巨大抗争後、韓国に渡った大友は日本と韓国を牛耳るフィクサー、張会長のもとにいた。そんななか、花菱会幹部の花田が張会長の手下を殺してしまい、張グループと花菱は緊張状態へと突入。激怒した大友は、全ての因縁に決着をつけるため日本に戻ってくる。

 シリーズ最終作にして、全面戦争の幕が上がる今作。場面写真は、殺気をみなぎらせる男たちの姿をとらえており、大友(たけし)と韓国・済州島グループの市川(大森)は、マシンガンを手に何者かをにらみつける。一方、花菱会の若頭・西野(西田)と若頭補佐・中田(塩見)は威圧感を漂わせ、シリーズ随一の強面キャラは健在。さらに、花菱会新会長・野村(大杉)や幹部の花田(ピエール)はガンを飛ばし、花田の手下・丸山(原田)は険しい表情で銃を構えており、初参戦の俳優陣の“強面ぶり”も続投組に負けていない。

 また、今作の公開を記念して、北野監督の過去作のブルーレイ化が決定した。既に発売中の「キッズ・リターン」「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」「龍三と七人の子分たち」に加えて、初監督作「その男、凶暴につき」(1989)から08年公開の「アキレスと亀」までの13作品が新たにブルーレイ化される。価格は各3800円(税抜き)で、9月27日に発売される。

 「アウトレイジ 最終章」は、10月7日から全国公開。