大手ファストフードチェーン・マクドナルドの躍進の裏に隠された衝撃的な覇権争いを描いた「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の特別映像が、東京・銀座三越にマクドナルドの日本1号店が開店した「ハンバーガーの日」である7月20日、公開された。

 本作に登場するレイ・クロックは、南カリフォルニアでハンバーガー店「マクドナルド」を経営するマック&ディック・マクドナルド兄弟から同店のフランチャイズ権を獲得し、世界最大級のファストフードチェーンへと成長させた人物。映画では1954年、米イリノイ州出身のしがないセールスマンだったクロック(マイケル・キートン)が、マクドナルド兄弟と知り合ったことから経営にのめりこみ、またたく間にチェーンを拡大させていくさまを描く。

 映像では、マクドナルドを初めて訪れたクロックの姿を切り取っている。「注文から30秒で出す」をモットーに完璧な分業制を敷いた調理場を見学し「外食業界は長いが、これほどの店は初めてだ」「話を聞きたい。独りで考案を? こんな効率的な厨房は初めてだ」と驚きを隠せないクロックは、マクドナルド兄弟の元を何度も訪ね、ノウハウを聞き出していく。

 「スパイダーマン ホームカミング」(8月11日公開)では悪役を演じるキートンは「マクドナルド兄弟のアイデアは、すべてを変えたんだ」と外食業界に革命を起こした手腕を称賛する。映像中では、効率的な動線を見つけるべく、テニスコートに厨房の図面を描き、シミュレーションを重ねるなど驚きの舞台裏や、手動で適量のケチャップが押し出される専用器具の発明など、マクドナルド兄弟が生み出したものが次々と紹介される。だが、成功もつかの間、マクドナルド兄弟はクロックにじわじわと追いつめられ、実権を握られていく。両者の攻防が本作のキーとなるが、キートンは「兄弟はものすごいものを考案したが、レイが見たのはもっと大きな可能性だ。兄弟だけじゃ小さな成功だ。レイが見いだした可能性は、無限だった」と意味深に語っている。

 「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」は、7月29日から全国公開。