世界累計発行部数3000万部を誇る石田スイ氏の人気漫画を実写映画化した「東京喰種 トーキョーグール」の公開直前イベントが7月20日、東京・品川の寺田倉庫G3ビルで行われ、主演の窪田正孝、共演の桜田ひより白石隼也柳俊太郎が出席した。

 「美食家達のための晩餐会」と銘打たれた同イベントには、「東京喰種」の世界観を象徴するマスクをつけたファン200人が来場。会場内には、劇中で実際に使用した小道具や衣装、石田氏がTwitterで発表しているイラストなどが展示されており、主人公の金木(窪田)が愛する文学作品「ごんぎつね」「変身」「斜陽」「デミアン」をオマージュしたスペシャルドリンクが振る舞われた。また、事前に配布されたカード(全15種類)と同じ柄のものを持つ者を4人探すゲーム「運命の仲間探しゲーム」が始まると、場内は大盛り上がり。ゲームクリアの賞品となるフードを求めて、来場者は声を掛け合いながら“仲間”を探していた。

 ゲームも終盤に近付き、いち早くクリアした3チームがステージへ上がることに。ところが、3組目のメンバーとしてマスクをつけた窪田らがサプライズで登場すると、場内の至るところで悲鳴に近い大歓声が響いた。MCを務めたお笑いコンビ「コーヒールンバ」の平岡佐智男と西原朗演から役づくりに関して問われた窪田は、「自分を“消す”作業から始まった」と告白。さらに「他の皆さんはとても個性的なキャラクターをつくっていますが、僕は現場ではあまり何もしていない。だから喋る権利がないと思う」と冗談を飛ばすと、白石はすぐさま「本当に頼もしい座長でしたよ」とフォローを入れていた。

 かつてカフェの店長だった「コーヒールンバ」の平岡は、この日のために「東京喰種」ブレンドコーヒーを持参。ステージ上でドリップし、その仕上げを窪田が担当することになった。喫茶店「あんていく」で働く金木を演じるために「コーヒーの淹れ方を教えていただきました」という窪田は、「(お湯は)“の”の字で注ぐんですよね」と手慣れたもの。「上手い! 細くお湯を注ぐのがめちゃくちゃ難しんですよ」と平岡も仰天するほどだった。

 やがてドリップし終えたコーヒーを、桜田、白石、柳が試飲することに。3人が口を揃えて「香ばしい」と感想を述べると、窪田は「コーヒールンバ」の鉄板ギャグである「お目が高い!」と切り返し、爆笑をかっさらった。そして来場者の中から選ばれた女性ファンもコーヒーを味わうことに。窪田はステージに上がったファンに気遣いつつ「香ばしい」という言葉を聞くと、再び「お目が高い!」と発言して、笑いを誘っていた。

 「東京喰種 トーキョーグール」は、喰種の臓器を移植され“半喰種”になってしまった大学生カネキ(窪田)が、喰種を駆逐しようとする行政機関「CCG」とのし烈な戦いに、苦悩しながらも身を投じるさまを描く。7月29日に公開。