映画「スイス・アーミー・マン」で、ダニエル・ラドクリフが演じた死体を摸した人形“メニーくん”が、ラドクリフの誕生日である7月23日、日本に到着した。

 無人島でひとりぼっちだった青年が、死体とともに故郷への帰還を目指すサバイバルアドベンチャー。孤独に耐え切れなくなり命を絶とうとしたハンク(ポール・ダノ)は、浜辺に打ち上げられた男性メニー(ラドクリフ)の死体を発見する。死体に浮力と推進力があることが判明すると、ハンクは死体にまたがり、島からの脱出を試みる。ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートの監督コンビ(通称:ダニエルズ)が、長編初メガホンをとった。

 配給によれば、メニーくんが日本に来た理由は「友情がテーマの映画なのに、私にはいま親友がいないことに気づいたのです。プロモーションを兼ねて日本で親友に出会えたら死んでもいいという思い」だという。「『ハリー・ポッター』のイメージが強いラドクリフさんですが、『スイス・アーミー・マン』は間違いなく彼のイメージを一新する作品になると確信しております。とてもおめでたいラドクリフさん28歳の誕生日に来日できたことはまたとない幸運ですね」と本作がラドクリフの新たな代表作になるとの見方を示したという。

 日本に到着して早々、メニーくんは通りがかった女子高生たちに「何あれ!」「ビビったー!」と気味悪がられ、電車内ではサラリーマンに声をかけられるなど衆目を集めたといい、初めてとなる日本に「人の多い浅草や秋葉原、六本木なんかにも行ってみたいと思っております。季節柄、夏祭りや海にもお伺いしたいですね」とプロモーションはもとより、全力で満喫しようとしているそうだ。

 「スイス・アーミー・マン」は、9月22日から全国公開。