梅田阿比氏が「月刊ミステリーボニータ」(秋田書店刊)で連載中の人気漫画をテレビアニメ化する「クジラの子らは砂上に歌う」が、10月からTOKYO MX、サンテレビKBS京都BS11で放送されることがわかった。また、Netflixでは10月から国内向け、2018年から全世界に向けて配信がスタートする。

 同作は、砂の海に覆われた世界を舞台に、小島のような漂泊船「泥クジラ」を中心にして描かれるファンタジー群像劇。ある日、感情を起源とする超能力「情念動」(サイミア)を有する「印」(しるし)で、島の記録係でもある少年チャクロが、島へ漂着した廃墟船を調査するなかで謎の少女リコスと出会う。島の人間にとっては初となる外界の人間との接触を機に、チャクロの運命が大きく動き出す。監督は「Occultic;Nine ‐オカルティック・ナイン‐」のイシグロキョウヘイが務め、アニメーション制作は「スクールガールストライカーズ Animation Channel」のJ.C.STAFFが行う。

 メインキャストも発表されており、主人公のチャクロ役には「ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜」「Fate/Apocrypha」の花江夏樹が選ばれ、リコス役には「ゲーマーズ!」の石見舞菜香が抜てきされている。そのほか、オウニを「タイガーマスクW」の梅原裕一郎、スオウを「ALL OUT!!」の島崎信長、ギンシュを「サクラクエスト」の小松未可子、リョダリを「弱虫ペダル」の山下大輝、シュアン(団長)を「おそ松さん」の神谷浩史が演じる。

 すでにスタートしているという収録について、花江は「独特の雰囲気を持った作品なので最初は緊張しました。『泥クジラ』で生活するチャクロの揺れ動く感情を汲み取れるよう、気をつけて演じています」とコメント。石見は「絵がとても美しく、次々と明かされていく真実に心が痛みつつも、惹き込まれるストーリーになっています。リコスは感情が希薄な女の子で、少しずつ感情が豊かになっていく難しいキャラクターですが、作品を読んだ際に受けた、彼女の芯の強さと優しさの印象を大切に演じています」と、作品や自身が演じる役どころを紹介している。

 発表にともないオープンしたテレビアニメ版公式サイトでは、各キャラクターの声を聴くことができるPV第2弾が公開中。梅原、島崎、山下から寄せられた、出演に際してのコメントも掲載されている。