DCコミックスの人気キャラクター、ワンダーウーマンを日本の人気クリエイターが描き下ろす企画展「ワンダーウーマンアート展」(開催中)の第2弾メンバーとポスターが、一挙公開された。

 今回発表されたのは、人気ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、アニメ「夜は短し歩けよ乙女」などのキャラクター原案を手がけたイラストレーター中村佑介氏、「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」の監督・脚本を務めるFROGMAN、映像化もされた「いつかティファニーで朝食を」や「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」の漫画家・マキヒロチ氏、「GS(ゴーストスイーパー)美神 極楽大作戦」の漫画家・椎名高志氏、「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」「バットマン&ジャスティスリーグ」の漫画家・手代木史織氏。イラストでは、それぞれの画風でワンダーウーマンを表現している。

 中村とFROGMANは、それぞれに「これまで見たDC映画で1番パワフルで痛快に心躍るのに、見終わると、彼女の少しかなしげな美しい横顔がそっと胸に残る。たぶん、強さって少しかなしいことなのですね」(中村氏)、「すでに私は本編を鑑賞したのですが、彼女が初めて口にするソフトクリームに感動する姿がとにかくキュートで、正直惚(ほ)れました。『メリーに首ったけ』の時のキャメロン・ディアス以来です。女性はきっと、相手役のクリス・パインに惚れますね。彼女は2010年代を代表するヒロインとして、長く記憶に残ることでしょう!」(FROGMAN)と映画から受けたワンダーウーマンの魅力を語っている。

 マキ氏、椎名氏、手代木氏の漫画家勢は「最初このお話をいただいた時に“え!? 私でいいの?”という気持ちだったんですが、自立した強い女性を私らしく描くことに意味があると思い、イメージにこだわらず描いてみました。私の周りの原作ファンの方たちの愛のあるアドバイスを聞きながら描いて、とても楽しかったです」(マキ氏)、「ワンダーウーマンは女性のたおやかな美しさや魅力を持ったまま、性別を超えた強さ・たくましさを体現したスーパーヒロイン。コミック的なファンタジー要素をリアルにデザインし直して、それが説得力を持って描かれてますね。憧れます」(椎名氏)、「私は中高女子校で、アシ(スタント)先も今も女所帯の仕事場で、男臭い漫画とは何かと模索して、でもそれはただ妄想と偏見と知って……性別がどうあれ必要なのは情熱なのだと思い知って……ワンダーウーマンのようにまっすぐ強くありたいと今、強く思います」(手代木)とワンダーウーマンの“強さ”にひかれたようだ。

 同展示企画では、これまでに、「ソードアート・オンライン」などのキャラクターデザイン・総作画監督の足立慎吾、「魔法の天使クリィミーマミ」や「機動警察パトレイバー」などを生み出した高田明美、「キルラキル」「天元突破グレンラガン」などを手がけたアニメーターのすしおがそれぞれの個性を生かしたイラストを発表しているほか、リカちゃんともコラボレーションしている。

 「ワンダーウーマン」は、8月25日から全国公開。「ワンダーウーマンアート展」は、東京・ルミネエスト新宿店で開催中(8月6日まで)。