米20世紀フォックスとパラマウント・ピクチャーズが、人気作品でVFX技術を盗用したとして訴えられた。ハリウッド・レポーター紙が報じている。

 訴えを起こしたのはVFX工房のRearden。同社は、MOVA Contour Reality Captureと呼ばれるVFX技術を開発した。モーションキャプチャーを用いて、リアルなCGキャラクターの表情を生み出すテクノロジーで、デビッド・フィンチャー監督の「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」での年老いたブラッド・ピットを生み出したことで知られている。

 パラマウントは同作製作時に、Reardenに対しライセンス料を支払っていたものの、「ターミネーター:新起動」で若返ったシュワルツェネッガーの顔を生み出す際には、ライセンス料を払っていないと指摘。また、20世紀フォックスの大ヒット映画「デッドプール」でも、ミュータントのコロッサスの実現に同技術が盗用されていると主張している。

 さらに同社は、ウォルト・ディズニーに対しても「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」「美女と野獣」で技術が盗用されたと訴訟を起こしている。