歌手で俳優の星野源が主演するWOWOWの連続ドラマW「プラージュ 訳ありばかりのシェアハウス」第1話の完成披露試写会が7月31日、都内で行われた。星野をはじめ共演の石田ゆり子仲里依紗、スガシカオらが上映後に舞台挨拶を行った。

 星野は、失恋して泥酔し覚せい剤を打たれ逮捕、執行猶予が付いたものの勤めていた会社をクビになり、帰宅した早々自宅は火事で焼失と踏んだり蹴ったりの人生を送る吉村貴生役。着の身着のままで、前科者や心に闇を抱えた人々が暮らすシェアハウスに転がり込むが、星野は見終わったばかりの観客に「あんな感じの人です。おバカですよね。これからもどんどんいろんな目に遭って、貴生がどう変わるのかを見届けて」と自ちょう気味に話した。

 シェアハウスのオーナー・朝田潤子に扮する石田は、「(最終回の)5話まで通して見て、グッと胸が詰まった。細やかに丁寧に愛情が詰め込まれた素晴らしい作品。皆さん、ぜひWOWOWに加入して」と勧誘込みでアピール。「潤子さんは母性の塊のような人で、私は足元にも及ばない。こんな人になりたいと思いました」としみじみ語ったが、星野が「そんなことないですよ。素敵でした」と優しくフォローした。

 歌手としては星野の先輩になるスガだが、1997年のメジャーデビュー以来、初の俳優挑戦。シェアハウスの住人で、殺人の容疑をかけられながら無罪を訴え再審中の加藤友樹を演じ、「源ちゃんにセリフの覚え方を教えてもらい、石田さんには振り向き方を教えてもらい、何とか迷惑をかけないようにやりましたが、怖くてまだ見られていない」と苦笑いだ。

 それでも、「返ってくるものが大きくて有意義な仕事になった。この後、役者の仕事があるわけではないので、2があったら呼んでください。張り切ってやります」と意欲も。星野は、「言えないけれど、5話のスガさんはすごいですから。そのためにもWOWOWに加入して」と、石田の言葉を借りつつ絶賛した。

 その石田も、「スガさんが初めてお芝居をしています。隣に常にいる感じだったのですが、素敵です。カメラの数で芝居を変えた方がいいかなど、いろいろ聞いてくださった。私にはそんな器用なことはできません」と感心。中村ゆりが、「スガさんのデビュー作なので、見逃せません」とさらに拍車をかけると、当のスガは「もう、やめてえ」と照れまくっていた。

 「プラージュ 訳ありばかありのシェアハウス」は、「ストロベリーナイト」などで知られる誉田哲也氏の同名小説をドラマ化。シェアハウスで暮らす個性豊かな6人の住人がさまざまな騒動に巻き込まれていくミステリー。他に眞島秀和、渋川清彦らが出演。8月12日スタートで、毎週土曜午後10時から放送される。