DCコミックスの人気キャラクター、ワンダーウーマンの“誕生”を描く単独映画「ワンダーウーマン」の日本語吹き替え版のボイスキャストが、一挙に発表された。

 女性だけの島でプリンセスとして育ったダイアナ(ガル・ギャドット)は、島に不時着したパイロットのスティーブ(クリス・パイン)に出会ったことで運命が一変。世界を戦乱から救うため、故郷を離れてスティーブとともにロンドンへ向かう。「モンスター」のパティ・ジェンキンス監督がメガホンをとり、世界興行収入は7億8800万ドル超(8月1日時点)、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では92%(8月1日時点)の高評価を記録し、続編製作も決定している。

 ダイアナの幼少期をNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」のおとわ役で注目を集める新井美羽、成人期をアン・ハサウェイやブライス・ダラス・ハワードの吹き替え声優を務める甲斐田裕子が担当するほか、スティーブをアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の空条承太郎役で人気を博す小野大輔、ダイアナの母でアマゾン族の女王ヒッポリタ(コニー・ニールセン)を「風の谷のナウシカ」のクシャナ役を務めた榊原良子、ヒッポリタの妹でダイアナの師匠となる最強の将軍アンティオペ(ロビン・ライト)を「美少女戦士セーラームーン」シリーズの愛野美奈子役で知られる深見梨加がそれぞれ演じる。

 本作で声優初挑戦を果たした新井は「普段のお芝居とは違って、声だけの演技は新鮮で楽しかったです。ダイアナのお母さん(ヒッポリタ)は戦う練習でもダメって言うけれど、ダイアナは強くなりたくてこっそり練習するシーンがかわいかったです」と注目のシーンを明かす。

 甲斐田と小野は「戦士であり、1人の女性であるワンダーウーマン。美しいガル・ギャドットによってみんなの憧れが現実に姿を表しました。私は彼女の強くまっすぐな思いを日本語で表現できるよう、表情・声・息遣いにいつも以上に細かく集中して演じました。少し世間知らずの部分と、美しくも強い部分、その二面性にも注目していただければうれしいです。そして、圧巻のアクションシーンは必見です。私も吹き替えながら強くなった気がしてワクワクしました」(甲斐田)、「強くて美しいお姉さんは好きですか? 僕は大好きです。ワンダーウーマンは圧倒的なパワーと美貌、そして純真な心を持つスーパーヒーロー。パートナーとなるスティーブを演じられて本当に光栄です。見れば皆様もきっとダイアナが好きになりますよ!」(小野)とダイアナの魅力を語っている。

 ダイアナを支える母とおばを演じた榊原と深見は「(過去に演じた)クシャナとは異なり、ヒッポリタはその愛情で娘を守ろうとしますが、荒海に乗り出すのが“娘の運命”であり、それを静かに見送るのは“母親の使命”なのだと覚悟します。あふれる感情を抑えてたたずむヒッポリタは“母”そのものだと思います」(榊原)、「アンティオペは幼少期のダイアナにとって唯一の理解者。ダイアナには類まれなる力があると分かっているからこそ、最強の美女戦士に育てるため姉に隠れて密かに訓練をするのです」(深見)と役どころを紹介している。

 「ワンダーウーマン」は、8月25日から全国公開。