「40歳の童貞男」「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」の監督・製作を手がけたジャド・アパトーが製作を務めたドキュメンタリー風音楽コメディ「俺たちポップスター」のミュージックビデオが公開された。劇中に登場するポップスター、コナー4リアル(アンディ・サムバーグ)の「I'm A Weirdo(俺は変人)」となる。

 「サタデー・ナイト・ライブ」でブレイクしたコメディグループ「ザ・ロンリー・アイランド」のサムバーグ、ヨーマ・タコンヌ、アキバ・シェイファーが出演・製作と脚本(シェイファーとタコンヌは共同監督も兼任)を務め、伝説的ヒップホップグループ「スタイル・ボーイズ」からソロデビューしたコナー4リアル(サムバーグ)の栄光と挫折、再起を音楽業界の風刺たっぷりに描く。元ビートルズリンゴ・スターマライア・キャリー、ファレル・ウィリアムス、アダム・レビーン(マルーン5)、エマ・ストーン、ジャスティン・ティンバーレイクといった豪華な面々が脇を固める。

 ミュージックビデオでは、コナー4リアルが「そうさ 俺は変人/他人の目は気にしねえ/そうさ 俺は変人/何とでも好きに言えよ」と自らの生き方を熱く叫んでいる。「ドライビング・MISS・デイジー」「レインマン」といった名作映画ネタも盛り込まれている。映像の最後には、撮影終了後にコナーがエキストラたちに「お疲れさん。ギャラはブリトニー(・スピアーズ)にもらって」と語るユーモラスなシーンが描かれている。

 ポップスターを軽妙に演じたサムバーグは「コナーはポップスターだが、ラップも歌も、それほどうまくはない。ソロになって脚光を浴びたけど、その代償は大きかった。手がつけられないナルシストになったんだ。フロントマンという役割と、注目を浴びることが大好きな男だ」と役どころを解説する。劇中では、コナーの性格がごう慢になっていくのにあわせて衣装でも変化をつけており、サムバーグは総数100着以上の衣装を身に着けたという。なお、コナーが全身タトゥーなのは、ジャスティン・ビーバーを意識したとのこと。

 「Shall we Dance?」「Black & White ブラック&ホワイト」などで知られる衣装デザイナー、ソフィー・デ・ラコフは「ここ10年間に活躍したR&Bやポップス界の男性スター全員を参考にしたわ」といい「コナーはひどいうぬぼれ屋で、いけ好かない男になることもある。彼がしょっちゅう衣装を変えるのはある意味で、彼が抱えている不安を表しているのよ」と衣装がコナーの内面を表していると証言。「現実に起きていることに関わりを持たせながらも、この映画のコメディ要素を引き出す自由が生まれた。極限まで馬鹿馬鹿しいデザインを考えてから、ほんの少し控え目にするの。この映画は、そこがデザインしていてたまらなく面白いところだったわ」と回想している。

 「俺たちポップスター」は、8月5日から東京・シネマカリテほか全国順次公開。