Netflixのアニメイベント「Netflixアニメスレート2017」が8月2日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催され、永井豪氏の傑作漫画を湯浅政明監督がアニメ化する「DEVILMAN crybaby」の主要キャストが発表された。デビルマンこと不動明を内山昂輝、飛鳥了を村瀬歩が演じることが明らかになった。

 1972年から「週刊少年マガジン」(講談社刊)に連載された「デビルマン」は、デーモンと合体した青年・不動明の戦いを描く物語。単行本の全世界累計発行部数は5000万部を超え、テレビアニメ、OVAなど何度も映像化されている。永井氏のデビュー50周年記念作となる本作は、原作の“衝撃のラスト”が初めて映像化されることでも話題を呼んでいる。

 制作状況を問われた湯浅監督は、「順調に進んでまして。脚本、絵コンテが終わって、アフレコも最終話近くの大変な場面をやっているところですね」と報告。一方、内山は、湯浅監督作「ピンポン THE ANIMATION」に出演したことに触れ「またお仕事できるのが嬉しかったのですが、不動明役と聞いて、大変驚きまして。というのも、オーディションには行ったのですが、明役は受けていなくて」と振り返る。

 これに対し、湯浅監督は「今回、(明と了の)両方がメインの役になるのかなと考えた時に、(内山と村瀬の)2人で決戦投票みたいな感じになって。どちらもすごく良かったんですよね。でも、村瀬さんのちょっと人間じゃないような。深い何かが入っている感じのしゃべりで『了は村瀬さんかなと』となったんです」と述懐し、「内山さんはピンポンの時も、あまり感情を表に出さない役をやっていただいた。だからまたかと。面白くないかなって感じがあったんですよね。『でもデビルマンやったら面白いんじゃないの?』という話が出た」と配役の経緯を明かした。

 さらに湯浅監督が、作品内容について「Netflixなので、ボーダーラインがそんなにない。バイオレンス、セクシャルなシーンは頑張ってます」と話すと、声優陣は「頑張りすぎてます」と声をそろえる。「台本をもらう度にびっくりしている。普段テレビアニメに関わることが多いので、『これいいの!?』みたいな。あまりにもハードコア」(内山)、「かなり攻めた内容。越えてはいけないラインを平気で踏み越えていくような」(村瀬)と話した。

 「DEVILMAN crybaby」は、Netflixで2018年初春から配信される。