米俳優イーサン・ホークが、「恋人までの距離(ディスタンス)」(95)、「ビフォア・サンセット」(04)、「ビフォア・ミッドナイト」(13)で構成される「ビフォア」3部作の続編の可能性について言及した。

 ヨーロッパの鉄道の車内で偶然出会ったアメリカ人のジェシー(ホーク)と、フランス人のセリーヌの恋愛を描く、リチャード・リンクレイター監督の人気ラブロマンス。ウィーンでの一夜を描いた第1作の原題は「ビフォア・サンライズ」で、パリを舞台に2人の再会を描いた第2弾「ビフォア・サンセット」からは、リンクレイター監督に加え、ホークとデルピーが脚本に参加した。第3弾「ビフォア・ミッドナイト」では、夫婦となった2人のギリシャでの休暇を描き、アカデミー賞脚色賞にノミネート、同作で物語は完結したことになっている。

 ホークは最新作「Maude(原題)」のプロモーションで英インディペンデント紙の取材を受け、「ビフォア」シリーズに関して「2作目のあとは必ず3作目があると発言したけど、いまでは完結したように感じている」と発言。しかし、「ぼくらは5年経過するまで(続編について)話してはいけないことになっているんだ」と続けた。

 リンクレイター監督作「ウェイキング・ライフ」(01)の撮影でホークとデルピーが再会したことがきっかけで、第2弾「ビフォア・サンセット」が誕生し、同作の公開から5年後に3人が再開したことで第3弾の企画が始まったという。「だから、『ビフォア・ミッドナイト』の5年後、ぼくらはまた再会して続編の可能性について話し合う。それがどう転がるかだね」と含みを持たせた。同シリーズの運命の分かれ道となるであろう、『ビフォア・ミッドナイト』の5年後は、来年に迫っている。