「ショーン・オブ・ザ・デッド」で知られるエドガー・ライト監督の最新作「ベイビー・ドライバー」で、主人公を追いつめる極悪非道な犯罪者バッツに扮したオスカー俳優ジェイミー・フォックスにフォーカスした特別映像が、公開された。

 事故の後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽に身をゆだねて外界から遮断されると、天才的な運転技術を発揮する「逃がし屋」の青年ベイビー(アンセル・エルゴート)が、“最後の仕事”として無謀な強盗に手を貸すさまが描かれる。フォックスに加え、「シンデレラ」のリリー・ジェームズ、「ハウス・オブ・カード」シリーズのケビン・スペイシー、「エンジェル ウォーズ」のジョン・ハムらが出演する。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では95%(8月9日時点)と、圧倒的な支持を集めている。

 「ジャンゴ 繋がれざる者」や「アメイジング・スパイダーマン2」などで知られるフォックスが本作で演じるのは、“B-BOY”風のルックが印象的なバッツ。自らにとって危険と判断すれば、相手が誰であってもためらわずに殺害する危険人物だ。フォックスは「彼はベイビーを威嚇(いかく)する。カネがすべての男だ。信用できないヤツは全員殺す」とバッツについて語っている。

 映像では、バッツが手榴弾を車に投げ込むさま、マシンガンや拳銃を乱発して敵を次々と排除していくさま、「本物のサイコは俺だ。なめんなよ」と狂気をみなぎらせる姿などが盛り込まれており、バッツの暴れっぷりとフォックスの振り切った演技を堪能できる。バッツが、チャンプスの大ヒット曲「テキーラ」に合わせて音楽に陶酔する様子も描かれ、音楽と映像が融合した本作ならではの魅力が詰まった仕上がりだ。

 「ベイビー・ドライバー」は、8月19日から全国公開。