第67回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作「わたしは、幸福(フェリシテ)」の予告編が公開された。

 バーで歌いながらひとり息子を育てるシングルマザーのフェリシテは、息子が交通事故に遭ったことに絶望し、歌うことさえできなくなってしまう。コンゴ・キンシャサを舞台に、“幸福(フェリシテ)”という名前を持ちながら、幸福の意味を知らずに生きてきたひとりの女性の生き様から、現在のアフリカ文化を描き出す。

 予告編では、交通事故に遭った息子の手術代を必死に集めようとするフェリシテが、そのショックから歌を歌えなくなってしまう姿などを切り取った。ワールドミュージック界の雄と言われるコンゴを代表する人気バンド、カサイ・オールスターズの楽曲が印象的な映像だ。

 セネガル系フランス人のアラン・ゴミス監督がメガホンをとり、全アフリカ映画祭(FESPACO)最高賞も受賞している。

 「わたしは、幸福(フェリシテ)」は、12月16日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開。