職場放棄を理由に「ボヘミアン・ラプソディ(原題)」の監督を解雇されたブライアン・シンガーの後任として、「イーグル・ジャンプ」のデクスター・フレッチャー監督が仕上げを行うことになったと、Deadlineが報じている。

 同作は、イギリスの伝説的なロックバンド「クイーン」を題材にした伝記映画で、ボーカルのフレディ・マーキュリー役をラミ・マレック(「Mr. Robot」)が演じる注目作。「X-MEN」シリーズのシンガー監督のもと、イギリスで撮影が行われていたが、クランクアップまで2週間を残した時点で、製作を手がける米20世紀フォックスが監督を解雇した。

 関係者によれば、シンガー監督は撮影中に無断欠席を繰り返したため、出演者たちとの関係が悪化。11月末の感謝祭休暇明けに3日連続で現場に現れなかったことで、降板が発表された。シンガー監督は、病気の母親を看病するためだったと説明している。フォックスは、「ローガン」のジェームズ・マンゴールド監督ら複数の候補者にアプローチしたすえ、イギリス在住のフレッチャーを後任に指名した。

 撮影は、来週から再開となる。フレッチャー監督は同作のポストプロダクションでも指揮をとり、当初の予定通り2018年12月の全米劇場公開を目指すという。