米映画館チェーンのCinemarkが定額制サービス「Cinemark Movie Club」を発表した。

 入会金は無料で、月額8ドル99セント(約1008円)の会費を払うと、毎月1本(3D映画、IMAX上映を除く)を無料で鑑賞できるプログラム。同会員は、2本目以降も1本あたり8ドル99セントの追加料金で鑑賞でき、飲食物の価格が20%割引される。もし1本も鑑賞しなかった場合は、翌月に繰り越される仕組みだという。

 現在のアメリカの映画入場料の平均価格は8ドル93セント(約1001円)だが、都市部で夜間に鑑賞する場合は、15ドル(約1682円)前後のチケット代を請求される。同会員になれば、割安な料金で鑑賞できることになる。

 アメリカの映画館チェーンがこのような独自サービスをはじめたのは、観客動員の減少に加え、世界最大級の動画配信サービスNetflixの共同創始者が率いるベンチャー企業MoviePassが月額9.95ドル(約1115円)の定額料金で映画見放題というサービスを発表したからだと言われている。定額制のオンライン動画視聴サービスが定着しつつあるなか、劇場での映画鑑賞でも定額制が根付くきっかけとなるかもしれない。