かつて天才子役として活躍していた嘉島陸が、約7年ぶりに芸能活動を再開したことが明らかになった。2月から松嶋菜々子、伊藤歩、藤澤恵麻が所属するセブンスアヴェニューに籍を置き、既にTBS系ドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」への出演が決定。撮影に参加するなど、順調な滑り出しを見せている。

 嘉島が子役として活動していたのは、2005〜11年。「流星の絆」で錦戸亮が扮した有明泰輔の幼年時代を演じたほか、「アイシテル〜海容〜」(09)の野口智也役で存在感をいかんなく発揮した。だが沖縄移住を機に俳優活動を休止し、中学・高校時代はバスケットボールに明け暮れる青春を謳歌した。

 転機となったのは、「今の事務所に高校生の時に声をかけて頂き、その時は部活も忙しくお断りしたんです。でも去年、フジテレビの『コード・ブルー』を見た時に、人を感動させる仕事をやってみたいと思ったのがきっかけ」だという。今後のビジョンを聞くと、「1年後には少しでも出番の多い役ができるようになりたいです。3年後には嘉島陸でと指名してもらえるくらいになっていたいです。そして、5年後は多くの方に認知されるような役者になっていたいと思っています」と言葉を選びながら、穏やかな口調で語った。

 4月から放送が始まる「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」では、主人公・江戸川音(杉咲花)の婚約者である馳天馬(中川大志)が生徒会長を務める桃乃園学院の副会長・近衛仁に息吹を注ぐ。物語が後半へと進むにつれ、重要な役どころとなっていく。

 また、嘉島には再会を夢見る先輩俳優がいる。「小栗旬さんです。とてもお世話になりました。子役をやっていた時に自分の誕生日を現場で祝ってもらったことが嬉しく、とても印象に残っているんです」と目を輝かせ、再共演できる日に思いを馳せる。さらに、「今回このドラマに呼んでくださった石井康晴監督には子役時代からお世話になっています。これまで何度もご一緒していますが、これからも声をかえていただけるよう頑張ります」と意欲をみなぎらせている。