東出昌大と新田真剣佑が兄弟役で共演した映画「OVER DRIVE」のスペシャルステージイベントが4月17日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、2人をはじめ出演の森川葵、北村匠海、町田啓太、メガホンをとった羽住英一郎監督が出席した。

 自動車メーカーの先端技術の結晶である車両、モンスターカーを操るドライバー、支えるメカニックら、“公道の格闘技”と称されるラリー競技に思いをかける若者たちの絆と愛を描く。キャスト陣がラリーカー「yaris」の前にラインナップすると、キャノン砲が打ち上げられるド派手な演出。天才ドライバー・檜山直純役の新田は、撮影で苦楽をともにした愛車yarisに頬ずりし、兄・篤洋役の東出とガッチリ抱擁を交わした。この日は小雨をのせた冷たい風が吹きつける天候となったが、東出は「寒いなか1時間ほど待ってもらい、大変申し訳ございません。温かい拍手と声援で出迎えていただき、勇気をもらいました。ありがとうございました。濡れている方、風邪を引かないように気をつけてください」と観客をいたわった。

 ステージ上では、登壇陣に「今だから言えるエピソードは」という質問が寄せられた。東出が「太陽のように明るいマッケン。北九州でクランクインしたんですが、ちょっと経ったころに、マッケンが泥みたいになっていて『財布失くした』」と吹き出しながら振り返れば、新田は「北九州に着いた初日に財布を失くしまして。問い合わせたところ、警察にちゃんと届いていた。中身も全部そのままで、良い人がいて『大好き!』となった」と熱っぽく話した。

 また直純のライバル・新海彰役の北村は、新田のストイックなトレーニングに脱帽の様子で「劇中で3回ほど肉体が出てくるんですが、そのためのストイックさがすごかった」「いないと思ったら、遠くの方で筋トレやっていた」と称賛を惜しまない。北村と新田は事あるごとにボディタッチするなど仲の良さを見せつけ、イベントを盛り上げていた。

 さらに新田は、「好きです! 新海のほっぺをぷにゅぷにゅ」と題されたエピソードを披露。「新海のラリーカーが帰ってくるエリアに、匠海の顔がでっかく写っている写真があるんです。そこの匠海の写真のほっぺを、ぷにぷに……という話です。すーごい、かっこいんだあ……」とうっとり語り、北村は「どんな話だよ(笑)! 俺のいる時にせえ!」とツッコミを入れた。そんな“イチャイチャ”ぶりに共演陣が「(片方が)撮影でいないとき、ずっと電話してたんですよ。『匠海ちゃん』『ああ、マッケン』」(森川)、「ずっと2人でしゃべっていて、距離が近かった」(町田)と暴露すると、北村は「決まってテレビ電話がかかってくるんです」、新田は「だって、顔、見たいじゃないですか」とけろりと答え、観客約600人の歓声を浴びていた。

 「OVER DRIVE オーバードライブ」は、6月1日から全国公開。