デザイン大国、福祉先進国、森と湖の国……。「北欧」という言葉を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか? 北欧の魅力はさまざまありますが、これまで日本国内に入ってきたさまざまなカルチャーの中でも北欧はどこか特別な存在。そして、今年2017年はまさに『北欧YEAR』なのです。世の中が「北欧」で盛り上がるその理由を解説します。

まずはおさらい……北欧を形作る8つの国、言えますか?

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一般的に「北欧」とは、ノルウェー・スウェーデン・デンマークのスカンジナビア3カ国とフィンランドの4カ国、そしてこれにアイスランドを含めた5カ国を指すことが多いですが、最近は、バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)を含めた8カ国を北欧としています。白夜、オーロラ、そして森と湖に恵まれた場所など、大自然に囲まれ寒さの厳しいエリアというイメージがありますが、ノルウェー沖を流れるメキシコ湾流の影響で、同緯度の他国と比べて比較的温暖です。

いまデンマークは日本に注目!

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今年、日本とデンマークは国交を樹立してから150年! それを記念して、現在、デンマーク・コペンハーゲンではデザイン展「Learning from Japan」が開催中です。本展示は、デンマークデザインが確立される過程で、日本の美術や工芸から大きな影響を受けたことがわかる作品の比較展示を行っています。「建築とインテリア」、「異素材の組み合わせ」、「うつわのかたちと意匠」、「動物や植物のモチーフ」、この4つの切り口で日本とデンマークのつながりをひも解いていきます。デンマークがデザイン大国として世界中に認知されるに至るまでの、日本との関わりを体感できる内容です。

【DATA】
●「Learning from Japan」
DESIGNMUSEUM DANMARK
住所:Bredgade 68 /1260 Kopenhagen K
電話:+45 3318 5656
「Learning From Japan」は2018年6月まで開催中
http://designmuseum.dk

日本でも北欧の展示会がぞくぞく開催

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デンマークだけでなく、日本でも北欧にまつわる展覧会が全国各地で開催されます。たとえば、東京・新宿の「リビングデザインセンターOZONE」では、市民に「美しく丈夫で手頃な家具を」という理念で誕生したデンマーク生協(FDBモブラー)の家具、初代代表ボーエ・モーエンセンら著名なデザイナーもかかわった貴重な家具を紹介する展示が9月から開催されます。

昔からなぜだか興味がわく、その理由……。そこには、もともと北欧と日本はとても近しい存在であることが関係しています。今年は「北欧YEAR」。ご家族やご友人を誘って、北欧文化に触れてみましょう!

【DATA】
●日本・デンマーク外交樹立150周年記念
ボーエ・モーエンセンとFDBモブラー展
会期:9月1日(金)〜 9月26日(火)
会場:リビングデザインセンターOZONE
住所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
時間:10:30〜19:00
休館日:水曜(祝日を除く)
電話:03-5322-6500
www.ozone.co.jp

(出典:『Discover Japan』)