富士通クラウドテクノロジーズは、同社が提供するパブリック型クラウドサービス「ニフティクラウド」において、8月8日から、企業向けのサポートサービス「ニフティクラウド エンタープライズサポート powered by FIP」を提供すると発表した。このサービスは、富士通エフ・アイ・ピーとの連携により提供するもの。まず、east-4リージョンで提供を開始し、今後対象リージョンを拡大していく予定だ。

 このサービスの利用者は、クラウドを熟知したサービスマネージャーによる、インシデント管理を通じた改善提案や定期的なアセスメントといったITサービスマネジメントを受けることができ、より高い信頼性のもとでパブリッククラウド環境を利用可能となる。

 「ニフティクラウド」は、2010年から開始した国産のパブリック型クラウドサービス。大規模オンラインゲームから企業の基幹システムに至るまで、多様な利用要件に耐えうる高性能なサービスとして、東日本(east)、西日本(west)、北米(us-east)の3つの地域、6つのリージョンで展開しており、5,500件以上のユーザーに利用されている。

 「ニフティクラウド」では、無償の導入相談窓口や24時間365日電話対応のトラブル窓口のほか、監視代行などの有償サポートサービスを提供しているが、ビジネス環境の変化が一層激しくなる中、顧客企業から問い合わせに対する迅速な回答やセキュリティ上のリスクなどの最小化、クラウド構成の最適化に向けたサポートISO9001やISO/IEC20000などの各種認証への適合に必要な継続的な改善活動の支援など、より高度な運用サービスに対する要望が高まっていた。

 これらの課題に対応するため、8月8日から、ITILをベースとした企業向けのサポートサービス「ニフティクラウド エンタープライズサポート powered by FIP」を富士通エフ・アイ・ピーと連携して提供する。データセンターを基盤に、アウトソーシング、クラウド、ソリューションの3つのサービスの提供を通じて豊富な実績を持つ富士通エフ・アイ・ピーによるサポートを、ニーズや予算に応じて選択できるよう、サービスメニュー化して提供する。

 このサービスは、ITILのフレームワークに準拠したITサービスマネジメント(ITSM)で、3段階のプランを用意している。

エコノミー:インシデント集計・評価など、障害・保守時のフォローおよび迅速復旧を支援。
スタンダード:1.に加えて、計画保守時の事前説明や構成管理など運用品質の向上を支援。
プレミアム:2.に加えて、キャパシティ管理を含むITSM全般を、担当者がユーザーを訪問してサポート。
「ニフティクラウド エンタープライズサポート powered by FIP」の提供イメージ

EnterpriseZine編集部[著]