デルは、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化)の導入、構成、管理をさらに容易にする広範なソリューションセットとして、Windows 10 IoT Enterpriseベースの「Latitude 3480モバイルシンクライアント」と「Wyse ThinOS 8.4」を発表した。

 「Latitude 3480モバイルシンクライアントは、エンタープライズレベルのセキュリティー、パフォーマンス、卓越したユーザーエクスペリエンスを提供する。また、ウイルス耐性に優れたシンクライアントOSの最新バージョン「Wyse ThinOS 8.4」は、VMware Blast Extreme Protocolをサポートするようになり、管理ソフトウェア「Wyse Management Suite」は、Wyseシンクライアントの構成、監視、管理、最適化を一元的に実行することができるという。

 ■「Latitude 3480モバイルシンクライアント」

 顧客がシンクライアントに求めるセキュリティー、コントロール、管理性をビジネス向けノートパソコン「Latitudeシリーズ」をベースとしたモバイルフォームファクタで提供。インテルプロセッサーとフルHDディスプレイWindows 10 IoT Enterpriseを搭載した14インチのモバイルシンクライアント。セキュリティーで保護された仮想デスクトップ環境を外出先で使用することができる。

 「Latitude 3480モバイルシンクライアント」の主な特徴は次のとおり。

 ・セキュアな信頼性:米国政府や規制が厳しい業界が必要とするあらゆる重要なセキュリティー認定を取得。また、TPM 2.0と管理向けのインテル vProをサポート。

 ・強力なパフォーマンスとポータビリティー:Latitudeシリーズの優れたデザインとユーザーエクスペリエンスを継承し、14インチのフルHDディスプレイを搭載し、インテルのデュアルコアプロセッサーと統合グラフィックス、8GBまたは16GB RAM、長寿命バッテリーなどの優れた機能を搭載。

 ・優れた接続性:USB 3.1×2、USB 2.0×1、RJ45(有線LAN)、HDMIおよびVGAポート、無線LANおよびBluetooth接続など、広範な周辺機器およびネットワーク接続をサポート。

 ・ソフトウェアの選択肢:Citrix XenDesktop、Microsoft RDS、VMware Horizonなど、多様な仮想デスクトップブローカーに接続できる。

 「Latitude 3480モバイルシンクライアント」には、Dell Threat Defenseを通じた高度な脅威防御ソリューションによるセキュリティーレイヤーをオプションで追加できる。

 ■「Wyse ThinOS 8.4」

 デルは、ウイルス耐性に優れたシンクライアントOSへの投資を継続しており、新機能とプロトコルサポートを拡張する。新しい「Wyse ThinOS 8.4」は、HTMLアクセスを含むVMware Blast Extremeリモートプロトコルをサポートするようになった。これにより、Horizonのエンドユーザーは、Webブラウザ経由で仮想デスクトップにアクセスできるようになる。フル機能のVMware Horizonクライアントを利用してアクセスする場合は、より高度なグラフィカルエクスペリエンスが得られる。

 「Wyse ThinOS 8.4」は、Citrixユーザー向けに最新のCitrix HDX RealTime最適化パック2.2をサポートするため、ユニファイドコミュニケーション機能が向上している。また、XenAppおよびXenDesktopサーバーによるHTML5マルチメディアWebコンテンツの配信方法を制御、最適化するHTML5ビデオリダイレクトをサポートする。

 「Wyse ThinOS 8.4」は、QUMUマルチキャスティングとBluetooth 4.0のサポートによる4Kビデオ出力をはじめ、優れた接続性と周辺機器オプションを提供する。また、セキュリティー面の強化には、セルフサービス・パスワードリセット機能、ファームウェアのアップグレード/ダウングレード時にデフォルトで行われるファームウェアシグネチャ認証、信頼されたネットワークデバイスへの証明書のセキュアな発行をサポートする簡素化された証明書登録プロトコルのサポートなどがある。

EnterpriseZine編集部[著]