三井情報(MKI)は、ERPシステムのフルマネージドサービスを提供する、米Velocity Technology Solutions社と代理店契約を締結し、国内向けにVelocityのサービスを活用したSAP社のERP向けPaaS基盤提供サービス「MKI PaaSレイヤー・マネージドサービス for SAP ERP」を8月から提供開始すると発表した。

 Velocity社は、SAP等主要なERPシステムの基盤からアプリケーションまでカバーしたマネージドサービスを提供している。Velocity社はその強みとして、独自の自動化技術(特許出願中)を持っており、通常2週間程度かかるSAP社の標準環境でのERP構築を、サイジング情報などを設定することで、1日で環境構築可能だという。

 SLAもハードウェアやOS部分だけではなく、SAPのERP部分まで含めて99.75%の稼働率を定義しているため、安定的な運用を提供するとしている。また、Velocity社のサービスはAWSをベースとしているため、事業規模が大きくなってリソースがさらに必要な場合でも、差額の契約で柔軟にリソース変更が可能になる。

 MKIは、これまでのSAPのERPの構築・運用実績を活かし、Velocity社と協業の上、SAPのERP向けPaaS基盤提供サービス「MKI PaaSレイヤー・マネージドサービス for SAP ERP」として国内に展開する。PaaS基盤の提供と運用はVelocity社が担い、ローカライズ、販売、問い合わせ窓口、一次切り分け等、全体マネージメントをMKIが担う。

 PaaS領域をVelocityとMKIが担うことで、エンドユーザ並びにSIベンダーは、より独自の知見が必要となるアプリケーション領域にリソースを集中することが可能になるという。

「MKI PaaSレイヤー・マネージドサービス for SAP ERP」の概要図

EnterpriseZine編集部[著]