伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、企業データを活用した予測分析のサービスを体系化し、8月4日日から「Data Analytics on CUVICmc2」として提供を開始する。企業のデータを元にした仮説検証(PoC:Proof of Concept)から、分析プラットフォームの導入や既存システムとの連携、トレーニング、継続的な改善のためのサポートなどを含めた体系的なサービスになる。

 「Data Analytics on CUVICmc2」は、CTCの基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」とSAPジャパンの予測分析ソフトウェア「SAP Predictive Analytics」を使用し、2月に提供を開始したデータ分析プラットフォームを中心として、仮説検証や導入支援、分析支援などの各種サービスをメニュー化したもの。目的に応じたテンプレートも用意しており、成果につながるデータ分析を着実に行うことができるという。

 CTCは、1994年にビジネスアナリティクスの専門組織を立ち上げ、ビジネス・インテリジェンス(BI)やデータウェアハウス、ビッグデータなど、データ分析ソリューションをベースとしたさまざまな大規模システムを提供してきた。今回、長年蓄積したデータ分析のインフラ構築やクラウド運営のノウハウに基づき体系化し、予測分析を総合的に支援するメニューを整えたという。

 CTCは今後、2月に連携を発表したブレインパッドとともに、「Data Analytics on CUVICmc2」のサービスを拡充し、自動化によるマーケティングオートメーションやパーソナライズド動画配信ソリューション「eMotion」などとの連携も視野に含めて企業のデータ活用を支援していくとしている。

 ■「Data Analytics on CUVICmc2」のサービスメニュー



分析PoCサービス:サンプルデータから予測分析のPoCとサンプルレポートを提供するサービス
ワークショップ:分析要件や活用するデータが固まらない段階でのヒアリング、適用領域の検討、PoC計画立案などを支援
SAP Predictive Analytics導入支援:SAP Predictive Analyticsおよび分析用DBの実装やデータカスタマイズ、トレーニング等を提供
分析プラットフォームサービス:SAP Predictive Analyticsが稼働するプラットフォームをクラウドで提供
分析アドバイザリーサービス:コンサルタントによる導入後の分析支援、活用支援、質疑応答など
各種システムとの連携:DBやDWHからのデータ連携、ETLツール導入、ネットワーク環境構築など、周辺環境の整備。必要に応じて、予測モデルの構築と適用の全自動化、各種MAシステムとの連携・開発など

EnterpriseZine編集部[著]