葉付きニンジンはファーマーズマーケットやこだわりの八百屋でよく見かけるようになりました。


葉は春菊に似た風味のほろ苦さがあり、お店ではゴマ和えやナムル、サッとゆでてサラダのアクセント、白和えの具など大活躍の食材です。

ニンジン自体も主流の赤いニンジンだけでなく、黄、紫、黒、それらの間引きニンジンなど色も形も様々で、器にアクセントを添えてくれます。「紫ニンジン」は輪切りにすると中心がオレンジ色や白色で模様がきれいですが、酢で調味したり加熱をすると全体が濃い紫へ変色してしまいます。


そこで今回は紫ニンジンそのものの見た目を楽しめるように加熱せず、酢の代わりにクミンやゴマで調味しました。「パルメザンチーズ」は、代わりに「コンテチーズ」など他のハードタイプチーズや「カラスミ」もよく合います。

紫ニンジンに限らずどの葉付きニンジンでも作ることができます。カレーなどのスパイス料理の副菜に試してみてはいかがでしょうか。

このほろ苦いニンジン葉とスパイスの香りが絡み合う風味のサラダにぴったりなのがオレンジワイン。後ほどオススメのワインもご紹介します。

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■紫ニンジンと葉のクミン風味サラダ

調理時間 15分


レシピ制作:保田 美幸



<材料 2人分>
紫ニンジン 1/2〜1本
 塩 適量
ニンジン葉 1本分
クミンシード 少々
すり白ゴマ 小さじ1/2
EVオリーブ油 大さじ1
パルメザンチーズ 適量

<作り方>
1、紫ニンジンは薄い輪切りにしてボウルに移し、塩をからめて15分置く。


紫ニンジンの他、主流のニンジンなど、どの色のニンジンでも作ることができます。

2、ニンジン葉は茎から葉をつみ取り、分量外の塩でゆでて水に取り、粗熱が取れたら水気を絞る。


3、(1)のボウルにクミンシード、すり白ゴマ、EVオリーブ油を加えて和える。(2)のニンジン葉、薄切りにしたパルメザンチーズも加えて和え、器に盛る。


パルメザンチーズの他、コンテチーズなど他のハードタイプのチーズやカラスミもよく合います。



オレンジワインのおつまみにもオススメです。ワインの複雑な風味によく合います。

■紫ニンジンと葉のクミン風味サラダにオススメのワイン
ワイン名:PHEASANT'S TEARS(フェザンツ・ティアーズ)
品種:Mtsvane(ムツヴァネ) 白ワイン
産地:ジョージア
アルコール度:12%

「オレンジワイン」のオレンジはワインの色の表現で、柑橘の要素は含まれていません。白ワインは基本的に果汁のみを発酵させて作りますが、オレンジワインは皮と種を含んだ果汁を発酵させて作るため、皮と種から出る渋みや苦みの複雑さが、スパイス料理や醤油や味噌などの発酵食品を多用する和食にもよく合う人気のワインとなりました。

今回ご紹介した料理はほろ苦さが特徴のニンジン葉や、クミンシード、EVオリーブ油などの様々な香りが絡み合う風味のサラダ。オレンジワインを飲み慣れない方にもスッと馴染む組み合わせです。

(保田 美幸)