山菜の登場に心躍るのはちょっぴり大人になったからでしょうか。

タラの芽やフキノトウの後に控えているのがフキ、ウド、コゴミ、ウルイなど春を五感いっぱいに感じさせてくれる山菜です。実は山菜料理が思いのほか簡単なのをご存じですか?

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そこで今回はフキ、ウド、コゴミ、ウルイの4つの山菜で作る、お酒が進む簡単レシピをご紹介します。

■爽やかなほろ苦さを楽しむ「フキ」のレシピ
フキの下処理は、塩でゴロゴロと板ずりをした後、たっぷりのお湯で茹でて冷水にさらし皮をむきます。少し手間のかかる作業ですがこのシーズンならではの贅沢なほろ苦さを味わう儀式のようなもの。皮をむいて水につけたフキは冷蔵庫で一週間程度保存ができます。

・フキのマリネ

出典: E・レシピ


和食ばかりと思ったら、オリーブオイルと寿司酢を使えばワインに合う洋風な一品に仕上がります。マリネは保存が効くのでたくさん作っておくとパスタやグラタン、コロッケなどの副菜にピッタリです。


・フキのだし浸し

出典: E・レシピ


こちらは日本酒や焼酎のお供にぴったりのだし浸し。ほろ苦さと歯ざわりを感じる春の味。油揚げやがんもどきなどを一緒に煮込むと食べ応えのある副菜に仕上がります。



・ホタルイカとフキの炊き込みご飯

出典: E・レシピ


春の旨味を凝縮させた炊き込みご飯は、炊飯器で作れて難しいこと抜き!豊かな香りを楽しむために、炊き上がって蒸らしたら早めに召し上がってくださいね。


■シャキシャキ食感を楽しむ!純白が美しい「ウド」のレシピ

出典: E・レシピ


カリウムが豊富なウドは独特の香りとシャキシャキ食感が最大の魅力。厚めに皮を剥いて薄くスライスして酢水にさらしておくと美しい白い色がキープできます。

・ウドの酢味噌和え

出典: E・レシピ


ゴクッと喉がなってしまいそうな春の定番「ウドの酢味噌和え」。酢水に漬けてから作ると白さが際立ち、見映えがする春の一品に仕上がります。



・ウドのサラダ

出典: E・レシピ


シャキシャキ食感を堪能できるサラダはウドを生でそのまま食べます。ドレッシングのオイルをオリーブオイルに変えても◎。



・ウドのアンチョビ炒め

出典: E・レシピ


菜の花とアサリなど春のパスタの副菜にオススメなのが、ウドをアンチョビとガーリックで炒めたこちらの一品。輪切りの唐辛子の量はお好みで。



・ウドと豚肉のユズコショウ椒炒め

出典: E・レシピ


切り方を変えると違った食感を楽しめるウド。火を通す場合は少し大きめの短冊切りに。白みその甘みの後に柚子胡椒がピリリと効いてご飯が進む一品です。



■くるんと可愛い「コゴミ」のレシピ
犬のしっぽのような先端がクルンと丸まった可愛らしい形が印象的なコゴミ。アルコールの分解を助けてくれるナイアシンが豊富な山菜です。クセがないのでさっと茹でてサラダやおひたしなど色々使えます。

・コゴミとホタルイカの炒め物

出典: E・レシピ


ホタルイカのねっとりした旨味とコゴミの塩炒めは冷えた日本酒にピッタリの大人テイスト。散りゆく桜を眺めつつ一杯としゃれ込むのはいかが?



・春キャベツの押し寿司

出典: E・レシピ


コゴミのくるんとした形を生かした押し寿司は、ピンクと緑のコントラストが春そのもの。写真映えもばっちり。桜の塩漬けを乗せたら更に春爛漫に。



■ぬめりが魅力の「ウルイ」のレシピ

出典: E・レシピ



アク抜き不要で生でも食べられる山菜です。少しぬめりがあるのが特徴。和え物やおひたし、天ぷらに向いています。山菜の中でもビタミンCが豊富なので季節の変わり目に食べておきたい山菜です。

・ウルイとささ身のユカリ和え

出典: E・レシピ


ウルイの持つぬめりと香りの高いユカリの味が見事に調和する一品は、オリーブオイルが隠し味。味付けはユカリだけなので手軽にできます。


・ウルイの酢味噌がけ

出典: E・レシピ


乾燥させると保存食にもなるウルイは別名「山かんぴょう」と呼ばれています。酸味と甘さが織りなす酢味噌の旨味が山菜と絶妙にマッチ。他の山菜でもアレンジできます。



季節を感じさせてくれる山の恵み「山菜」で移りゆく季節を目いっぱい楽しみましょう。
(豊島早苗)