
もうすぐ9月。まだ暑い日があるものの、朝晩の気温差も出てきて、季節は確実に本格的な秋に向かっています。秋の始まりは、過ぎた夏に受けた紫外線ダメージを早めにケアすることが、美容面での優先事項です!特に内側からのインナーケアは欠かせません。 そこで今回は、秋の初めに飲みたいおすすめのハーブティーとその楽しみ方についてご紹介します。
紫外線で老化は加速する
紫外線を受けると肌細胞の酸化が進み、シミなど肌への影響が出やすくなります。これは「光老化」と呼ばれるもので、年中起こりうるものですが、特に真夏は紫外線が強力なため、たった数時間でも肌へのダメージが大きくなります。
シートパックや美白美容液などによる外側からのケア(アウターケア)に加え、体の内側・細胞レベルから抗酸化力を高めて美肌を目指すことが、晩夏〜初秋、エイジングケアのためには重要なんです!
シミ予防など美肌作りにおすすめのハーブティーとは?
豊富なビタミンCでシミ予防をはじめとした抗酸化力が期待できるのが「ローズヒップ」や「ハイビスカス」です。単体だと酸味が強すぎて飲みづらい方も多いと思うので、あらかじめミックスされた市販品を購入されるのがおすすめです。
ハーブティーがお好きな方はご自身でお好みのテイストにブレンドして楽しんでくださいね。
※ビタミンCはシミ予防だけでなく、免疫力アップや疲労回復効果も期待されています。ストレスやアルコールの代謝にも使われ、体内に蓄積できない栄養素なので毎日積極的に取り入れましょう!
おすすめの取り入れ方
・ローズヒップやハイビスカスは、アイスティーにしても美味しいので水出しがおすすめです。9月の日中は、まだ半袖で過ごす日も多いので、冷蔵庫に常備しておくと◎
・夕方以降や、肌寒い雨の日などは、ホットティーで体の芯から温めましょう。酸味が気になる場合は、はちみつを少量溶かして飲むとより飲みやすくリラックスできます。
・ゼリーにしておやつ代わりに楽しむのもおすすめ!筆者は友人から教えてもらった「寒天ゼリーにする」のが最近のお気に入り。少量の砂糖を加えて味を調整し、寒天で固めに仕上げれば満足感の高いデザートに!ダイエット中にもおすすめ!
寒暖差で体調が崩れる
9月は朝晩の寒暖差が急に大きくなる日も多いので、冷えにも注意しましょう。残暑の疲れが体に溜まっていると風邪もひきやすくなります。
体を冷やさない服装を心がけ、夜はゆっくり湯船につかって体の芯から温めることで冷えを防ぎ、睡眠導入もスムーズになりますよ。
冷え予防、疲労回復におすすめのハーブティーは?
・冷え予防には巡りをよくするジンジャーティー(ジンジャーシロップを割ると手軽)がおすすめです。
・エキナセアはハーブの一種で、免疫力アップや風邪の予防などが期待できます。
・エルダーフラワーは風邪の引き初めにおすすめ◎
・ジャーマンカモミールは、ほっと落ち着きたいときや体を温めたい時に◎
・就寝前にはリラックス効果の高いラベンダーがおすすめです。
ただ、心身ともにリラックスしたいときは飲み慣れたお好みのハーブティーが一番落ち着くものです。テイストが口に合わないものを無理やり飲むよりも、お気に入りの紅茶やハーブティーをベースに、ご紹介したジンジャーシロップやエキナセアの茶葉などを少量足す、茶葉をブレンドしてみる…というカスタマイズがいいかもしれません。
他にも、目の疲れが気になるときはブルーベリーなどベリー系のハーブティー、PMS(月経前症候群)でイライラしがちな時はメリッサなどがおすすめです。
夏の疲れがたまったままだと様々な不調が起こりやすいもの。その時々の悩みや目的別に、「おいしく・楽しく」を優先にハーブティーを楽しんでみてくださいね。